土木技術者というやつはExcelが書類作成の主武器だ(と思う)。
なかには相当な達人がけっこういることは、実際見てもいるし聞いてもいる。
それに反して、Wordはほとんど使われていない(ようだ、たぶん)。少なくとも県内では間違いなくそうだ。
しかしなかには、「Wordで」と指定される文書があって(少ないが)、そういう場合は当然のこと、しかたなく使わなければならない。
だが、ただ文章を打ち込むだけならなんということはないのだが、それ以上のことをしようとなるとこれがまた、なかなかに使いずらい。単に慣れてないというだけなのだろうが、(私にとって)難儀な代物なのである。
きのうもきのうとて、そんな得手ではないWordで文書を作成中、突如、文字入力ができなくなってしまった。
スペースは入力できる。キーボードのせいではない(たぶん)。
打ち込もうとする場所をアクティブにはできる。マウスは悪くない(たぶん)。
別のWordファイルに換えて試してみる。
同じだ。入力できない。
もしや、と思い、Excelファイルを開き文字を入力してみる。問題ない。
いろいろ検索してみたが、どうも要領を得ない。このままでは業務が進まない。別のことをやるか。なんて弱気の虫が頭をもたげる。
ふと、(私の)PC草創期が頭をよぎった。あのころは、どんな困難にも立ち向かう好奇心と向上心があったではないか(近ごろ少しヘタレすぎはしまいか、オッサン?)。
ブルルッとかぶりを振り、さらに検索をつづけてみると、「Google日本語入力」とワードの相性の悪さについて言及しているページがあった。
すなわち、MS-IME(マイクロソフトの日本語入力システム)でないと、不具合が起こる可能性があると、こういうことらしい。
ご存知のように私はMS-IMEが大きらいな人であり、その馬鹿さかげんにあきれて2009年からGoogleに乗り換えた人間だ。
その間、今では相当に悪名が高くなってしまったBaidu-IMEに乗り換える、なんて浮気をしたこともあるが、基本はずっとGoogleにお世話になっている。
これまでは、マイクロソフトとグーグルを併存させておいて、「既定の言語」を「Google日本語入力」に設定して使ってきた。
だが、先月、Cドライブの再セットアップを敢行したあと、この「既定の言語」の設定を忘れてしまい、変えても変えても再起動するたびに「MS・・・」に戻ってしまうのが頭にきて、MS-IMEをアンインストールしたのである。
もしかして・・・
とOfficeのインストールディスクを取り出して、MS-IMEをインストールし直し、PCを再起動。
入力ができなくなっていたくだんのWordファイルを開き、IMEがマイクロソフトのものになっているのを確認し、意味のない文字を入力してみる。
”っっっっっっっp”
(ほらネ~、やっぱり (^^)v)
試しにGoogle日本語入力に切り替えて、また意味のない文字を入力。
”おおおおおおお”
あら、入力できるではないか。
してみると・・・
はたして私のとった対応が良かったのかどうなのか。よくわからない、ということになる。
が、まあイイ。よくわからないことはしょっちゅうだ。
とりあえずは一件落着。
今日もまた、Wordに遊んでもらおうかと思う朝。
台風接近というのにこのオヤジ、悠長なもんである (-_-;)
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