答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

土木ってええやろ?

2019年05月06日 | 土木の仕事

 

手結港可動橋に萌える孫に

あの先端の曲線がどうたらこうたらと

いらぬ講釈をたれる爺い。

結局そのリクエストに応じて、橋が降りる時間になるまで待ち、手をつないで対岸まで渡った。

その数時間後、家に帰ると、

「これ読んで」

と絵本を持ってくる孫。

「これはどうしたことだ?」

とめったにない行為に苦笑いしながらおもむろに読む。

 

 

 

行く手に何があっても、どこまでもどこまでも橋(線路)をつないでいくその絵本に、 「スゴイなあコレ」 と感じ入る。



 

せんろはつづくまだつづく (いっしょにあそぼうよ!シリーズ)

竹下文子:文

鈴木 まもる:絵

金の星社



さもありなん。

その作者は、あの『みんなで!どうろこうじ』の竹下文子・鈴木まもるのゴールデンコンビだった。

・・・・・・

単に空間的に隔てられているだけでなく、向こうとこちらが分割されていると感じる能力が橋を生み出す。

両側に分けられているという自覚が、これを結びつけようという意思になる。 それは人間に固有の作業である。

(ゲオルケ・ジンメル)

・・・・・・

「土木ってええやろ?」

唐突にそう問いかける爺いを、

「なに言うてんのん?」

というような眼で見上げる孫に

「土木バンザイ!」

と追い打ちをかける辺境の土木屋、61歳と4ヶ月なのである。

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