答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

『「こだわりあるもの」は、そこに、その人の努力も自信もプライドもあるぶん、そこばかりを部分的に見て、全体を見失いやすい。』(山田ズーニー)

2018年09月06日 | ちょっと考えたこと

「ほぼ日手帳」の「日々の言葉」。最初は「ほ~・・」と感心しながら読んでいたが、すぐにほとんど関心がなくなった。なぜだろう?と思うが適当な答えが見つからない。たぶん、わたしと「日々の言葉」との「目と目が会わない」だけのことなのだろう。

そんなある日(というかきのう)、「目と目が会った」。

 

・・・・・・・・・・・

本人は、「すごく重要な相手の盲点を指摘した」と思っても、

その問題をもっと広い視野から見ている相手から観れば、

「さまつな所にとらわれて、そこで思考がとまっているだけ」ということがある。

いま自分が立っているところが、「部分」であり、その外に語られない全体がある。

そこを意識してものを言いたい。

ーー山田ズーニーさんが『おとなの小論文教室。』の中で

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あれ?『おとなの小論文教室。』は読んだが、こんなことを書いてた箇所があったっけ?

訝しがりつつKindleのライブラリーから本を開き探してみるが見当たらない。

 

おとなの小論文教室。 (河出文庫)
山田ズーニー
河出書房新社

 

「他にもあるのか『おとなの小論文教室。』?」と調べてみると、わたしの読んだ『おとなの小論文教室。』は、『ほぼ日刊イトイ新聞』のコンテンツのひとつ『おとなの小論文教室。』2000年6月8日から2005年3月2日までのなかから26本を選択し、加筆修正をしたものを単行本として出版したもので(それは知っていた)、その連載は今でもつづいていることがわかった(それを知らなかった)。

そしてくだんの文章は、そのうち2016年10月12日に掲載された『Lesson799 私がいるところは全部のなかの一部』というテクストの一部だったということまでが判明した。

こんなだ。

 

・・・・・・・・・・・

本人は、
「すごく重要な相手の盲点を指摘した」
と思っても、

その問題をもっと広い視野から見ている
相手から観れば、
「さまつな所にとらわれて、
 そこで思考がとまっているだけ」
ということあるな。

いま自分が立っているところが、「部分」であり、
その外に語られない全体がある、
そこを想像しないとな。

友人と話していたとき、

友人は、鬼の首でもとったように、
私の盲点を指摘した。

でも、私から見れば、的はずれで、

友人は、自分のこだわりの強い「部分」に固執し、
本筋にたどりつけていないように見えた。

「こだわりあるもの」は、

そこに、その人の努力も自信もプライドもあるぶん、
そこばかりを部分的に見て、全体を見失いやすい。

(中略)

いま自分が立っているところが、「部分」であり、
その外に語られない全体がある。

これからは、
それを意識して物を言おう、と私は思う。

・・・・・・・・・・・

 

思い当たるところ多々あり、天を仰ぐ辺境の土木屋。

ふ~、、、

 

「こだわりあるもの」は、そこに、その人の努力も自信もプライドもあるぶん、そこばかりを部分的に見て、全体を見失いやすい。いま自分が立っているところが、「部分」であり、その外に語られない全体がある。

 

ズーニーさんに言われるまでもなく、わかってはいる。

わかっちゃいるけど・・・

やめられない?(いや、やめなければ)

ふ~、、、

また天を仰ぐ。

 

「こだわりあるもの」は、そこに、その人の努力も自信もプライドもあるぶん、そこばかりを部分的に見て、全体を見失いやすい。

 

ということだぞ、とあらためて自分で自分に言い聞かす朝。

ゆめ忘るなかれ。

 

 

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