答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

『成熟脳:脳の本番は56歳から始まる』(黒川伊保子)を読む

2018年08月21日 | 読む(たまに)観る
女の機嫌の直し方 (インターナショナル新書)
黒川伊保子
集英社インターナショナル

 

「女性脳の真理演算を推進するためには、共感してあげること、これに尽きる。」

「女性とともに生きる以上、共感上手になってもらわなければ、コミュニケーションが成立しないどころか、女たちの安全な暮らしが成り立たないのである。」

と、女性と上手に付き合っていくには「まず共感する」ことだと『女の機嫌の直し方』で説く黒川伊保子さんは、別の本でちゃんと男性脳への対処法も書いていた。『成熟脳:脳の本番は56歳から始まる』がそれだ。

 

成熟脳: 脳の本番は56歳から始まる (新潮文庫)
黒川伊保子
新潮社

 

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 男性は、問題解決型の脳なので、何か提案されたとき、その提案を受け入れたからこそ、実現をめざして、いきなり問題点を突いてくる癖がある。「部長、こんな提案があるのですが」「お前、この資材はそろわないだろう」みたいな感じ。

 夫も一緒である。「今度の連休に、〇〇に行かない?」「チケット取れないんじゃないの」

 みたいにね。

(Kindleの位置No.367付近)

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そんなときの対処法として、黒川さんが「とっておきの手」として勧めるのが「頼り返し」。たとえば上記への具体的対処としてこんな感じだ。

まず、「この資材はそろわないだろう」と即座に断定した部長に対しては、「 そうなんですよ、部長、そこが悩みだったんです。どうすればいいでしょうか」と頼ってしまえと言う。なぜならば、「男性脳は、問題解決が大好物。女性脳が共感してもらうのが心地よいように。なので、頼られると、悪い気はしない。」から。

うん、まったくもって仰るとおり。わたしにはこの対処法、ど真ん中のストレートだ。他の男性諸君がどうかはわからないが(そうでもないんじゃないかい?という人も多くいる)、少なくともわたしは、問題解決も大好物だし、「頼られる」と喜びを感じる類の男である。

そして、そんなわたしが泣きそうなほどに同感するのは次のような文章。

「いいね、一度行ってみたかったよな」という共感から入らずに、「チケット、取れないんじゃないの」と瞬時に現実的な返しをした夫に対してだ。

 

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「そうなのよ、あなた、それが問題なの。チケットなんとかできる?」と途方にくれた顔をしてあげればいい。たいていの夫は、インターネットを検索して、頑張ってみるに違いない。「無理だよ」と言われても、「そうよな」としゅんとして見せればいい。妻が可哀そうになるから、別の恩恵が飛び込んでくるかも。

(No.381付近)

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「うん、ぜったいにそうする」と激しく同意したら、イケナイ、仮定の話なのに本当に涙が出てきそうになってきた。

名づけて「頼り返し」の術。

白状する。わたしはコイツにイチバン弱い。だから・・・・

いやいや、とりあえず目指すべきは、相手の出方はともかくとして、ただひたすらに自分自身が精進すること。

まず、

「共感から入る」

そして、

「気持ちに言及して謝る」

 

道程はるかなれど、道はまっすぐなのだもの(たぶん)。

 

 

 

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