「つえ(崩壊地)」に立ち奈半利川を見下ろす。
長年かかっての慣れゆえ、足がすくんで立てないなどということはないが、平気ではない。
正直言って、怖い。
「土木の仕事」にも色々さまざまあるが、わたしはもっぱらこんな場所を主戦場として生きてきた。
自ら望んだわけではない。
とはいえ不平不満があるわけではない。
ときどき、因果な商売だと思わなくもないが、「土木の仕事」にかかわらず、望んだ仕事が与えられる人などはごくごく少数だ。望む望まないにかかわらず、与えられた役割をまっとうするのが、正しいオジさんの在りようというものである。
そういえば・・・
はじめて「つえ」に立ったとき、
はじめてロープにぶらさがり崩壊斜面に降り立ったとき、
はじめて「つえ」に遭遇したとき、
命拾いしたとき、、、
ついつい来し方をふり返ってしまい、ブルルッとアタマをふる。
慣れと邪念は怪我の元。
さあ、はりきって行ってみよう!
(といって、直接この現場を担当するわけではないんですケド)
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