答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

糊こぼし

2018年03月02日 | ちょっと考えたこと

 

「糊こぼし」という名の和菓子をいただいた。

東大寺二月堂のお水取り(修二会)で須弥壇の四隅を飾る椿の造花を模した御菓子司「満々堂通則」の生菓子だ。この時期だけにつくられ販売されるという。

ん?

和菓子?

と訝しがる向きも多いだろう。

そう、わたしは甘いものをほとんどといっていいぐらい食べない人である。和菓子にせよ洋菓子にせよ、二十歳前からの「食わない」という自制から始まり「食わない」という習慣を長年つづけた結果、甘いものを食べると胸焼けするという体質になってしまった。たま~に、本当にたま~に、興が乗って食すことがあるにはあるが、ほぼ例外なしに胸焼けしてしまう。

だがコイツには、ひと目見たそのときから「どうぞ食べてみなはれ」と言われているような気がしてたまらなかった。

で、ひとくち、食してみる。

うん、上品な甘さだ。

さすがに筋金入りの左党のわたしだもの、「これならいくらでも入る」とはならないが、格段の違和感は生じない。生じないどころか美味いと思った。

数分経っても例の胸焼けはやってこない。

「糊こぼし」を友に一服のお茶で天平の昔を偲ぶ。

うん、清々しい。

いつもならゆうべの酒に泳ぐ朝だが、たまにはこんな日があってもいい。

そこで一句、


水取りや氷の僧の沓(くつ)の音


オリジナルではない。芭蕉だ。もうしわけない。そんなもんだ。

ということで、

今日も一日がんばろう。



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