答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

アチラとコチラ

2018年02月07日 | ちょっと考えたこと

思うところあって、昨年末から『礒部組現場情報』をマメに更新している。

「いったいこれが何度目の”思うところ”だ?」

「いつまでつづくことやら・・・」

別のわたしが真正面斜め25度上ぐらいのところでそう揶揄するのだが、そんなことは意に介さないふりをしてつづけている。

とはいえ、生で動いている現場にいつも行けるわけではないというわたしの職務上、毎日毎日そうそう書くネタがあるものではない。社内イントラにアップされた画像と報告で更新するという手もあるのだが、わたし自身がわたしの眼とカメラで感じた「現場」ではないものを俎上に乗せてネタにするのは、かなり骨の折れる仕事だ。そんなこんながつづくと、また何度目かの挫折をすることは目に見えている。なんとかならぬものか。そんなことをおぼろげに考えていた。

ということで今日、あたらしいスタイルで更新してみた。

題して【工事写真の楽しみ方】である。

 

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土曜日の夕方、

リョータくん(入社10ヶ月)が社内イントラの「現場状況報告」にアップした3枚の画像のうちひとつ。

それに対するわたしのコメントは、

 

「ブロックの写真、きれいに撮れてます。向こうの空を入れると広がりがある構図になるよ。」


日曜をはさんでその2日後、

リョータくんが載せた画像がこれ。

 

 

どうでしょうか?

わたしの説に異論がある同業者は少なからずいるでしょう。

被写体は根固めブロックです。

根固めブロックの状態が写っていればそれでよし。

被写体の奥にある両側からせり出した山とそのさらに向こうの空を入れ、画像を縦に流れる川と手前に向かって広がってくる根固めブロックの両方と対比させ、奥行きと広がりを持たせた構図にする。(あ、これはあと付けの理屈。ホントはもっと感覚的。)そんなことを考えたり感じたりしながら写真を撮るのは、工事写真の撮影においては「余計なこと」なのかもしれません。

「そんなこと考えるヒマがあるんやったら次の仕事の段取りせえや!」なんてお叱りを受けることになるのかもしれません。

でもね。そんなふうにアレコレと考えることも、ささやかですが仕事の楽しみになるんです。

ああ、コイツはダメだった。

よし、今度は思いどおりの絵になった。

そんなことに一喜一憂しながら工事写真を撮るのも悪くないもんです。

(自己満足?そうかもしれない。ケドそれも悪くない。)

 

さて、そんなわたしがリョータくんの2日後の写真に返したコメントは・・・

 

「午後からは現場が影になるので、なかなかいい写真になりません。光は写真撮影において大きなポイントです。写真は現場が写ればいいというものではありません。どんな場面を撮影するときも、常にいい写真を撮るという気持ちを忘れずに。そうそう、現場報告は別にその日の完了の写真じゃなくてもいいからネ。」

 

寒い日がつづきます。

今日も元気に楽しく行こう。

ご安全に!

(みやうち)

 

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これまでなら、ここ『答えは現場にあり』で捌くネタであり切り口である。そのせいか、どこかにコチラの人格が見え隠れしてなんだか少しぎこちない。コチラの人格と文体が使えないのがわれながらもどかしく焦れったいのだがそれも試行錯誤だ。やってみなければモノにはできない。そして、これまでならコチラのネタだったものをアチラで使うとなれば、ココのネタ不足が生じて困るのは目に見えている。あげくの果てにはどちらつかずの中途半端で終わってしまう恐れがなきにしもあらずだ。

だが、賽は投げられた。そもそも黙っていれば誰もわからないものを、今日こうやって広言してしまうという行為そのものが、自分自身を後戻りさせぬための方便でもあるのだ。

さて、いかが相成りますか。ダメだったら、そのときまた考えたらいいだけのことだ。

そもそも毎日ではない。とりあえずは、ときおりこんなパターンも混ぜながら、という程度だ。

うん、ボチボチ行こう。

 

 

 

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