答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

ぐるぐる循環する(再掲)

2016年04月12日 | ちょっと考えたこと(仕事編)

一昨年の今日4月12日、こんなことを書いていたとメールが届く。

おのれの書いたテクストにガツ~ンと頭を殴られた気分である。

とともに、こんな考えをすっかり記憶から消し去っていた自分自身の体たらくに苦笑いしてしまう。

まったく受け売りの継ぎ接ぎで生きて(書いて)いるということは、これだからしようがない。

なんにしても、今のわたしにとって大切な心持ちなので再掲してみることにした。

 

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【ぐるぐる循環する】2014.4.12(再掲)

さて本日は礒部組技術者大反省会である。

小さな会社のことゆえ、「大」反省会という私の勝手な名づけとは裏腹に、こじんまりとした会で、

喩えていえば大運動会の「大」みたいなもの。「大」に格段の意味があるわけではない。

そんな大反省会。各現場発表につづいて各自が反省と抱負を発表するようにしている。

昨年度、私が自身に課したテーマは「信頼せよ、されど検証せよ」。

それが上手くいったにせよいかなかったにせよ、同じテーマを引き継いでしまうのは面白くない。

(もちろん、在りよう、または心持ちとしては継続しますが)

で、今年はといえば、「ぐるぐる循環する」。

ナンノコッチャ?というアナタ、こういうことである。


ここでいう「変化」というのは、必ずしも「進歩」とか「刷新」を意味しているわけではありません。もし、生き延びるためにはたえず「進化」していないといけないとしたら、その焦燥とストレスで人類は疲れ切ってしまったでしょう。(現代人はそのせいでけっこう「疲れ切って」いますけれど。)

レヴィ=ストロースは、社会システムは「変化」を必須としているが、それは、別に「絶えず新しい状態を作り出す」ことだけを意味しているのではなく、単にいくつかの状態が「ぐるぐる循環する」だけでも十分に「変化」と言える、と考えました。(『寝ながら学べる構造主義』内田樹、文春新書、P.162~163)


CCPMしかり、情報発信しかり、プロセスチェックしかり。

やってきたこと、あるいは、やろうとしてきたことを見つめなおし、繰り返す。

理想にはほど遠い現実に卑屈になることなく、ささやかな成果に慢心することなく、繰り返す。

もちろん、ただ繰り返すだけでは惰性でしかなく、マンネリに陥ることがないように新たな取り組みを加えつつ、骨組みをしっかりと認識しながら繰り返す。

それをして私は、「ぐるぐる循環する」と名づけ実践していこうと、そう思うのである。

 

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このブログを始めて8年。こんなようなことを、折にふれては何度も何度も書いてきた。

自分自身に対しての叱咤もあれば激励もあり、身内や他所さまに対しての宣言もある。

その時々で手は変わり品は変わるが、こんなことを書くのはたいていの場合、日ごと自分自身と内なるファイトをつづけているときだ。

 

単にいくつかの状態が「ぐるぐる循環する」だけでも十分に「変化」と言える

 

「銘すべし」とあらためて思う2年後の今日。



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