起き抜けに、コップに注いだ山の水を一杯飲み干し、机の上に無造作に置いた走り書きのメモを見る。
「作家というのは絶望との闘いですよ」
そしてその前段の言葉は、
「自分の才能に見切りつけることは何じゅっぺんとなくですよ」
ゆうべ、
BS朝日『ザ・ドキュメンタリー』5月14日(木)
『女の情念に生きる作家・宮尾登美子波乱の人生、その源流とは・・・』
http://www.bs-asahi.co.jp/documentary/
宮尾登美子さんの言葉である。
いわずもがなではあるが、私がビビッときたのは、「作家というのは」ではなく「絶望とのたたかい」という部分だ。
かの宮尾登美子にしてそうなのだ。
一介の辺境の土木屋にすぎないこの私の生きる日々が、おのれの能力のなさへの嘆息の繰り返しだったとして、なんの不思議があろうか。
な~んてことを思い、苦笑いひとつ。
この朝が、「希望の」朝なのか「絶望の」朝なのかよくはわからないのだが、
どちらにせよ、「えがおでたたかえエブリバディ」なのである。
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