3年ほど前、社内年度反省会のあとの、二次会たる呑み会で、
何を考えたか私は、好みの芸能人を一人ひとりにたずねたことがある。
各自が好みをのべているさなか、
「そういうオマエは誰なんだ」と自分に問うと、
浮かんだのは田中裕子。
大好きな女優さんに違いはないが、
「へ~、(ここで出るのが)田中裕子なんだ」と、少し感心してしまったことを覚えている。
そんな裕子さんがじつにイイ味を出しまくって絶賛放映中の朝の連続テレビ小説『まれ』。
ほとんど田中泯と田中裕子のW田中が演じる桶作夫婦を見るためだけに、決められた時間、毎日テレビの前にすわる私なのである。
「言いわけせなダメなときもあるがいえ、人生には」
きのうもきのうとて、田中裕子扮する桶作文さんが言うそんなセリフに、
思わずグッときて胸がつまってしまった。
「言いわけ」をしないのは、一見すると潔い。
でき得れば、私とてそうしたい。
だが、恥の上塗りになろうと、ダメダメビームを受けようと、
あえて「言いわけ」をしなければ伝わらないことが、世のなかにはある。
たとえ伝わらなくても、「言いわけ」をすることでしか気持ちを伝えるすべがないことが、世のなかにはある。
とかナントカ思いつつ、
う~、思わず泣けてくるオジさんなのだよ。
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