咲いたと思ったら生憎の雨。
雨のなかの桜も、それはそれで風情があるが、
やはり私は、桜には晴れが似合うと、そう思う。
だが、桜の季節に雨はつきもの。
柳は緑、花は紅、真面目(しんめんもく)
(蘇東坡)
花が自然なれば、雨もまた自然の営み。
それが本来のありのままの姿(真の面目)なのである。
とかなんとか、柄にもなく悟ったようなことを考えながら、
西谷川を背景に雨に濡れた花びらを撮ろうと、しばし散歩を中断。
だが、カメラを構える手のもう一方の手が持つ綱の先には我が愛犬が。
当然おもしろくない彼女は、アッチへ行こうとしたりコッチへ行こうとしたりするものだから、
何枚撮っても上手くはいかない。
では、犬を桜の木につなげばよさそうなものなのだが、こんな歌の文句を思い出して止めにする。
咲いた桜になぜ駒つなぐ 駒が勇めば花が散る
どちらにせよ、「ちょっとピンぼけ」なのである。
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