土木のしごと - (有)礒部組現場情報

地域のためにはたらき、ふつうの暮らしを支える人たち。(有)礒部組とその仲間たちのたのしくゆかいな面々。日々是土木。

ぐるぐる回して・・

2020年09月09日 | 国道493号北川道路柏木工区関連工事

先日、わたしのとなりの席で

還暦の大ベテランと

20代前半の若者とで

なにやらおもしろそうな会話がはずんでおりました。

 

ちらっちらっと横目で見ると

PCのディスプレイに映し出された3Dモデルを

ぐるぐる回しながら

ああでもないこうでもないと

たのしそうに議論をしています。

 

ふと、

そのことを思いだしたおじさん。

共有フォルダからファイルをひっぱりだして

ちょっと遊んでみました。

 

 

 

あれ?

たしかこんなじゃなかったぞ?

現況地形の点群データを消してみます。

 

 

 

そうそうこれこれ。

 

 

 

たしか、

裏に回って見てたぞ、と。

 

 

 

 

構造物ごとに分けられたレイヤーを

クリックすると

消えたり

見えたり

 

しばし遊ばせてもらって・・・

 

 

 

現在の状態に戻してファイルを閉じました。

 

 

現在

ここ北川道路柏木1号橋工事では

当社が受注した2件の現場が稼働中です。

自分たちが受け持つ部分を

きちんと仕上げるのはもちろんですが

そこだけ

でよいというものではありません。

まず、現況地形

そして、このあとにつづく工事

また、このあとにでき上がる構造物

との関係性を考慮して

お互いが干渉しないかどうかをチェックしたうえで

いろいろ様々な提案をしながら

当社の受け持ち分を施工していくのも大切な務め。

 

そんなとき

現況地形の点群データと

そのつどの暫定完成形3Dモデルの組み合わせが

抜群の威力を発揮します。

 

なぜならば

くるくる回すと

行けないところへ行くことができます、

見えないものを見ることができます。

 

百聞は一見にしかず。

モノをつくっていくプロセスで

できあがるモノが

「見える」

というのはなんにもまして効果的。

だから、

「見せる」

というツールの存在がありがたい。

 

ひとしきり遊んだあと

自分でつくれないのは棚に上げ

あらためて

そんなふうなことを感じるおじさんなのでした。

 

(みやうち)

 

 

 

 

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コメント
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