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アイルリッヒ 公式ブログ

ツインク用マウスピース

2009-09-14 14:25:59 | 日記
とあるツインク奏者の依頼で、ツインクのマウスピースを製作しています。
これが第2作目のプロトタイプです。

もともとツインクのマウスピースは、水牛などの角で作られていたり、最近では、プラスチックで作られていたりします。今回は、金管楽器と同じ素材、真鍮で作ったらどうなるだろう?というところから始まりました。



そう、これがサンプルとして預かっているオリジナル。水牛の角でできているものです。製作において、印鑑に使う水牛の角を加工しているとのことです。

前回は、これをコピーしたものを第1弾としてプロトタイプを作りました。リムが薄く感じてしまうのと、重たさがいまいちと言うことでした。今回は、厚手のリムと軽量化を行いました。

まずは、寸法に合わせてワークを削ります。



全体の形状を作った後、シャンク部分の加工をします。シャンク部分は、あとから糸などを巻いて楽器に合わせるので、糸がずれないような溝を作っておきます。



シャンク加工が終ると次は、バックボアの作成です。バックボアは、全て手作業で加工します。形状は、目視しながら少しずつ削りだしていきます。



加工途中のバックボア



バックボアが完了すると、今度はカップの加工です。加工後は、こんな感じになります。マウスピースだけで、吹奏感を確認しながらカップ、スロート、バックボアを調整していきます。(注:スロートは、マウスピースの一番細い部分ではありません。一番細い部分は、ボアで、ボアとカップを結ぶ部分をスロートといいます)
調整が終ると、ペーパーで仕上げをします。仕上がるとこんな感じになります。



カップを仕上げて、リムを仕上げて作業は終了です。



仕上がったマウスピースとサンプルのマウスピース



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