プリミティヴクール

シーカヤック海洋冒険家で、アイランドストリーム代表である、平田 毅(ひらた つよし)のブログ。海、自然、旅の話満載。

今ほど冒険が面白い時代はない

2016-12-07 15:22:51 | 紀伊半島

 地球上に前人未踏の地などなくなって久しい今、「冒険」不毛の時代と言われてるが、いやいや今ほど冒険が面白い時代はないと思う。

 たとえば今ほど「アウトドア・アドヴェンチャー」と呼ばれる事象が巷でバラエティ豊かに溢れている時代は、これまでなかった。シーカヤッキングにホワイトウォーターカヤックにサーフィンにSUP、バックカントリースキー、登山、ロッククライミング、パラグライダーにスカイダイビングにクリフダイビング・・・、「アドヴェンチャー」と名のつく遊びは数え切れないほどある。

 真剣勝負でリスクを背負い、美しくも厳しい自然を相手に、主体的に旅やアクションを行うこと。それを冒険と呼べない法はない。
 要はどんなテーマでやるかの世界。

 幸いLCCの普及により、世界中どこでも行こうと思えば可能で、昔と比べてコストも下がっている。それにより、平凡な一般市民が、ごく個人的なテーマで冒険することができる。そんな時代は人類史上、これまでになかった。
 別にスポンサーを付けなくてもできる。ということはより自由度も高まった。冒険に、自由が付与された時代だとも言える。

 特に今の時代、ぼくは「配列」が面白いと思う。
 つまり、現実的に長い休みを取れなくて長い大きな冒険ができなくても、短い冒険トリップをたくさん積み重ねることによって、自分の中で文脈、脈絡、テーマが生まれてくる。1回だけではなく、回数を重ねる。そうして2年、5年、10年、20年やっていくとかなりの蓄積となる。
 それが「配列」だ。
 そこで到達した自然観や世界観などは、完全にその人独自の物となるし、それこそまさに真剣勝負の冒険を通してこそ培われた「前人未踏の地」となるわけだ。
 それほど豊かなものはない、とぼくは思う。
 純粋だしね。

 ちなみにうちのアイランドストリームで併設している「The 7th Sense cafe」のセヴンスセンスとは、それのことを言っている。別にセヴンイレブンと何の関係もなく、またオカルトなんて目じゃない。。
 独自に地球を感じるセンス、プラネット感覚のことを言う。
 
 物理的な前人未踏地を無理矢理でっち上げたり、いるはずもないUMA(未確認動物)を探しに行く、とかいうテーマでの冒険、探検っていうのもあるけれど、そういうのはかなり上手くやらないと、逆にどこか不純なものになるような気がする。
 変なヒロイズムのにおいがするから。

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