ISLAND日記

点在する日々のつぶやき…

長谷川義史絵本ライブ

2011-04-25 19:22:29 | 
千歳市立図書館の読書週間記念事業の催し「長谷川義史 絵本ライブ 絵本は楽しいね!」
に行ってきました。
←掲示ポスター クリックで拡大

長谷川義史さんは1961年大阪府藤井寺市生まれ、グラフィックデザイナーからイラストレーターに転身、現在は絵本作家としてたくさんの作品を生み出されています。
特におじいちゃんのキャラクターがほのぼのとユーモラスな「いいからいいから」のシリーズはお話し会の定番でとても人気があります。

絵本ライブ・プログラム
串かつやよしこさん
ライブ紙芝居「お医者さんと患者さん」(ほんとはタイトル無かったです)
いいからいいから1
いいからいいから4
おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん
大阪うまいもんのうた
てんごくのおとうちゃん
じゃがいもポテトくん


作家さん自身の読み聞かせで「長谷川ワールド」を堪能!
大阪の人らしいイントネーションや間の取り方が楽しく、勉強にもなりました。

「大阪うまいもんのうた」は以前日本テレビのバラエティ番組『秘密のケンミンSHOW』で紹介されていた遊び歌で聴いたことがありました。

 ♪大阪には美味いモンがいぱいあるんやで~
 たこやき(ほっぺたで丸くたこ焼きを作る)
 ぎょうざ(耳を倒してギョーザを作る)
 お好み焼き(左手を鉄板の台にして右手でお好み焼きをひっくり返す)
 ぶたまん(指で鼻を上に向けて豚の鼻に)♪
            [童謡「ゆかいな牧場」の替え歌]


それを振りつきでみんなで歌ったり、客席から募った『北海道のうまいもん』で替え歌を作ったり♪
絵本には「づぼらや」が出てるけれど歌が出来た当時は「くいだおれ」だったのだとか、大阪なのになぜか東京のもんじゃが出てくるのはオチのためとか。
会場の前の方はゴザ敷でこどもと保護者用、後ろに3列の椅子席がありました。
長谷川さんの問いかけに良く手が挙がっていい雰囲気。
「『なんでやねん』に近い言葉ってなにかな?」という質問に「はんかくさい」が出てきて大人がびっくり!(笑)



長谷川さんが「これ、全部素材やん?!」と・・確かに。

色んな裏話も興味深く・・
「いいからいいから」はライブ紙芝居がもとで出来た本だとか、「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん」の幼稚園児のイラストはご自分のお子さんをモデルに描いたそうで、そのお父さんはもちろんご本人らしき姿が。
「てんごくのおとうちゃん」には・・泣けました。じ~~ん。
「父の日」の1冊にいいなぁ。
このお話しには歌もあって、ウクレレで弾き語りを。
他に「幼稚園ブルース」や「じゃがいもポテトくんのうた」など、まさしくライブな1時間半!

長谷川さんの描くユーモラスな人物やデフォルメされながらも実物にそっくりなものや風景はとても楽しいです。
大人の方にはぜひ「大阪うまいもんのうた」「串かつやよしこさん」や「だじゃれ日本一周」「どこどこどこいってきま~す」などの画面の細かい部分を見てもらいたいです。

長谷川義史ホームページ

○おまけ

で、描いて持って行ったのがコレ。