ISLAND日記

点在する日々のつぶやき…

ダブル・ファンタジー

2005-09-08 15:50:01 | アート
“2つ分の夢”かな?・・・「ダブル・ファンタジー」ジョン・レノン&オノ・ヨーコ。
1980年12月5日 日本盤発売。この3日後にジョンは殺害されたのでした。
(今手元にあるこのレコードにも色々な思いが詰まっています。)

以前にこの日記で話題にしたジョン・レノン・ミュージアムに友人たち数人と行ってきました。
館内へと上がるエスカレーターの近くにあったのが、このたくさんの写真を散りばめた大きなパネル。
ジョン・レノンが生きた40年の生涯を写す顔・かお・カオ。
オノ・ヨーコの許可を得て作られたこのミュージアムには本当にさまざまな顔のジョン・レノンがいます。
展示物は音楽・イラスト・文章・・・と多岐にわたりその才能を偲ばせるものでした。
その生い立ちから若すぎる死(享年40歳)までの道のりをたどりながら、自分の人生をも考えさせられました。
人は死んでもどのくらいの人の思い出の中に生きる事が出来るのでしょう?
ジョンは世界中のたくさんの人々の中に表現者としての自分を映し込む事が出来た希有な人なのだなと思います。
彼の作った音楽はすべての人が忘れない限りいつもどこかにあり、そこにはきっとその時々の彼もいるのではないか・・・そんな事を思ってみたり。
ジョンが墨で描いた1枚の小さなイラストに惹かれて大きなカタログを買ってしまいました。
ポストカードにして欲しいな。

■ 写真はものの見方をどのように変えてきたか 3「再生」/ Brassai
翌日は東京都写真美術館で東西の写真家の展示を見てきました。
いずれも時代を切り取った作品群。
戦後の復興を撮った写真には、「能動的な傍観」というものもあるのだと不思議な気持ちになりました。
首都圏は情報発信の街。アートな空間に簡単に身を置ける事に羨望を感じた2日間でした。

両日とも在京の友人たちと素敵な時間を共に過ごせた事に幸せと感謝の気持ちでいっぱいです!
また遊んでね。