2014年3月27日 No.2562 箱庭みたいな動物園
八十になってユニクロで購入したジーンズををはいて上野の森に春をもとめて徘徊した時、足は自然に動物園に向いました。なぜだろう？そこには新しく生まれる生き物の息吹を感じたからだろう。それは自然界の春の息吹に等しいのではなかろうか？
園内に入るとすぐにパンだのモニュメントがあり、子供たちが写真を撮るのにオオワラワだ。子供のおおはしゃぎはまぁいいとして、戦後68年・・・平和ボケした大人達の発想は貧弱そのものではなかろうか？たった2頭のパンダの日用茶飯事に一喜一憂していたのでは情けない。すこしよその国を見てください。
牡のリーリーの下手糞にふてくされているシンシンの方が生きようとする姿は真剣そのものではなかろうか。考えて見ると私は自衛隊を辞めてタクシードライバーになったとき、空けの半日をこの上野の動物園を徘徊して以来だから56年ぶりになるのかな？動物園なんて箱庭みたいなもので息がつまる様な感じがする。だから私は多摩動物園にも一度も行った事はない。
そういえば去年の秋のお彼岸の時、日勝村・彦兵ヱの野墓地にお墓参りに行った時、すぐそばに東武動物公園があったので覗いてみたが親方・東京都の動物園と営利を目的とする株式会社と比較すると残念ながら上野に軍牌を挙げざるを得ない。初めから動物園といえば行かなかったが動物公園なんていうもんだから一種のサハリパークを連想して覗いてみたが、土地だけだだっ広く買収して動物小公園そのものでした。
動物は、自然の中で自然に観察するのがベターだと思います。だから40代から一度ケニヤの野生動物の楽園を一度行って見たいと思ってアクションを起こしていたが本物志向の私は残念ながら野生の動物の生き様を見る事が出来ませんでした。
これはイミテーションかもしれませんが、日本にはサハリパークが10箇所ばかりありますが、私は富士のサハリパークに1回、山口県のサハリパークに4～5回、群馬のサハリパークに2～3回立ち寄って約一日、ポケッと動物の生態を眺めていた事があります。それは箱庭の動物園にない生きる真実らしきものがありますが、アフリカのサバンナには敵わないとのではないでしょうか？コリャインチキだ！
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