2014年7月24日 No.2681 ヴィーナス誕生と8人のキューピッド
関東地方も梅雨があけました、ところで今日7月23日は大暑の日、一年中で最も暑い日だそうです。極暑というのかな？それとも酷暑というのかな？こういう時はあまり出歩かない方がいい、しかしブログのネタ探しにも行かねばならない。そうだ、散歩コースの国立新美術館へでも行ってみよう。7月9日からオルセー美術館展もやっている。
しとしと小雨そぼふる初日から今日で二週間が過ぎたが、オルセー美術館展なら何回見ても飽きたらない。酷暑から逃れるのにはいい場所だ。オルセー美術館といえば、印象派の誕生を惹起したマネに始まり、マネに終っていますが、②レアリズム、③歴史画の次に④裸体というコーナーが順々に配置されていました。
歴史画家、肖像画家で、どちらかというとアカデミスムに属する、アレクサンドリア・カパネルの作品で『ヴィーナスの誕生』という名画です。作品はUPしませんが、マネが描いた『オランピア』とどう違うのでしょう？？？ 同じ裸体で、印象派 ～描くことの自由～を主張するマネが描く裸体は、娼婦であって、アレクサンドリアが描く裸体は、ヴィーナスという神なのでしょう？？？
上の写真はアジアBセンターの宋社長のオフイスです。ご存知だと思いますが、在日中国人女性との結婚をお世話している場所です。壁に女性の裸体と羽根の生えた子供たちが見えますね！キューピッドといわれ、ローマ神話では、クーピッド、愛の神であり、ギリシャ神話ではエロスといわれ、キューピッド～クーピッド～エロスは同義語です。
クローズアップしてみましょう。豊満な女性の裸体の上を8人のキューピッドがレースを持って舞っていますが、ヴィーナスの方はは額（ひたい）は隠していますが目元は色っぽく？そしてよぎる大腿部の足の組み方はエロっぽいですね？大きな意味で構図は似ていますが母親と処女の違いでしょうか？？？アレレ馬鹿ちょンカメラで写真を撮っている私が写っています。
こちらの裸婦はお母さんといった感じで、一人のキューピッドは母親にキッスを求めているようで、お母さんの乳房は多くの子供に授乳する必要があるのか？大きくフサフサした乳房ですが美しいお母さんのようですね！ヴィーナスの乳房は小さくコリコリした感じです？ この絵は、8人のキューピッドですが、『ヴィーナス誕生』の方は、5人のキューピッドです。なんででしょう？？？
パリの北端にモンマルトの丘があり、モンマルトの寺院もありますが、画家のアトリエも数多くあります。そんな関係でしょうかテルトル広場には無名の画家たちが自分たちが描いた絵を売ってますが、この『8人のキューピッドと美人の裸婦』はモンマルトにアトリエを持った画家から買いました。35年くらい前の話しで細かいことは忘れました。
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