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2010年6月6日 No.1195 オルセー美術館展
待ちに待ったオルセー美術館展が5月26日～8月16日まで 東京ミッドタウン サイドの国立新美術館で始まった。
閑な私でも 所用に かまけて 中々 行けなかったのだが 今朝 時間が取れたので
国立 新美術館の方へ足を運んだ
モネ セザンヌ ゴッホ ゴーギャン ルソー傑作絵画 115点 空前絶後 とある。
人いきれに 揉まれ、人の波に押されて 会場を そぞろ歩く。
第一章ー最後の印象派でクロード・モネの作品が5点 ボルデイゲラの別荘 日傘の女 ノルウェイ型の舟で
睡蓮の池、緑のハーモニー ロンドン国会議事堂、霧の中に差す光が 出展されている。
モネの別荘はパリから北西に約７０キロ セーヌ川を下ったジヴェルニー村にあり
私は三度ばかり訪れている。 そして個人的にもクロード・モネの生涯を研究していてモネには特別の親近感を覚える。
上の舟のお嬢さんはモネのパトロンのお嬢さんで、或る事でパトロンが失脚し失踪した後 パトロンの妻を後妻として娶り その子供たちを自分の子供として育て上げた
義理堅い男 それがモネである。
下の睡蓮の池は 日本の太鼓橋を模倣して 池の畔は正に日本の庭園にいる錯覚を覚える。モネの描いた絵に 私が撮った写真をダブらせる事の お許しを。
もう一人 私の好きな画家 ポール・ゴーギャン
１９世紀末の爛熟した西欧文明を見限り、南海の孤島タヒチに旅たち 生涯を閉じた
ゴーギャンの生き様に私は共感する。
下は 今回の展覧会に出品していたタヒチの女たち
そして彼の自画像 ポール・ゴーギャン「黄色いキリストの」のある自画像 １８９１年作
最後にオルセー美術館を紹介しておこう。
パリはセーヌ川の畔 かつてのオルレアン 鉄道の終着駅を１９８６年 オルセー美術館に改装したものである。
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