衣食住ネット

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遺伝子組み換え食物について(食-007)

2008年10月29日 18時04分33秒 | 食について


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皆さんは「遺伝子組み換え食物」についてどう思われますか?
見た目ではそうと分からないので、問題は無さそうに思いますが・・・・

遺伝子組み換え食物 Genetically Modified Organism
別名GMOと言います。

バイオテクノロジーによって他の生物の遺伝子を組み込み新たに特殊な性質を持たせた作物・・・・のことです。

クローンとはちょっと違いますが、私にはクローンと大差ないように思えます。

何故、そういうことをする必要があるのか?
生産者側のメリットとして、
・生産者の負担の軽減
・収入の増加
・農薬散布の減少による環境保全

・・・・と書くと、いかにも、良いことのように思わされます。

しかし!決して惑わされないで下さい。
遺伝子組み換えによる影響は、まだ、何も分かっていないのですから。

市場に多く出回っている三大遺伝子組み換え食品
●大豆
●トウモロコシ
●ジャガイモ

遺伝子組み換え食物は、現段階では確固たる表示義務がありません。
私達は加工食品として知らず知らずのうちに食べていることになります。

皆さんはどう判断されるでしょうか?
遺伝子組み換えのジャガイモは本物ではありません。
ではニセモノでしょうか?
新しい作物でしょうか?

私の個人的意見です。
遺伝子は操作すべきではない!


食糧自給率と無農薬とミミズ(食-006)

2008年10月16日 21時45分39秒 | 食について


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中国から輸入された冷凍インゲンから殺虫剤が検出されました。

事故米につては、まだまだ記憶に新しいですね。でも、あれから事故米についてのニュースはガクンと減りましたよね。

いったいどうなるの?

食料の自給率について、ちょっと述べておきましょう。
自給率には3種類の計算方法があります。
○重さで計算する自給率→生産量、輸入量など食品の重さで計算します。
○カロリーで計算する自給率→食品はそれぞれに重さが違うので食品に含まれるカロリーによって算出されます。
○生産額によって計算する自給率→カロリーに代わって生産額によって計算されます。カロリーが低い食品などにおいて正確な値が算出されます。

まあ、一言で自給率といっても食品によっては微妙に判断がずれてくるので、このような種類の計算方法を取られているのでしょう。

詳しく知りたい方は農水省のページをご覧ください。
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/011.html

このページによると・・・・
小麦の品目別自給率はたったの14%
カロリーベースの総合自給率は40%
となっています。

4大穀物(米・小麦・トウモロコシ・大豆)のうち、米以外の小麦、大豆、トウモロコシのほぼ全量近くが輸入に頼っているのが現状です。

なぜ?どうして?

農業、漁業、畜産などのお仕事をしておられる方のせいではありません。
いくらお米を作っても買い取り価格低い、生産量と消費量の問題等、行政に関わる問題が多いのですが、私達、消費者の「食」についての考え方にも原因のひとつはあります。

豊かになった日本人。
食に関して言えば、世界各国の料理や食材が手に入ります。
そのことが豊かであるとかオシャレだとか感じるようになりました。
そして段々と大切なことを忘れるようになったのです。

安全な食品は何か?
と考えた時、一番考えなければいけないのは、新鮮さです。
外国から輸入された食品は私達の手元に届くまで、かなりの時間を要します。
輸送に必要なエネルギーを考えると輸入品は二酸化炭素放出レベルが高いとも言えます。
腐らないように、カビがはえないように薬をスプレーするしかないのです。

どう思いますか?

地元の食材なら輸送に関わるエネルギーやコストも少なくて済みますし、何より新鮮なまま手元に届きます。

「地産地消」この言葉が意味することは非常に大きいのです。

よっちゃんの「おきらくヘルシーごはん」の中に、SOL DOODSという考え方が出てきます。

Sustainable(持続可能な栽培法)
Organic(無農薬)
Local(地元産)

それぞれの頭文字を取ってSOL FOODSです。
まさにこの考え方こそ食材を選ぶにあたっての基本だと思います。

最後にオーガニック(無農薬)についてです。
農薬を使っていないから無農薬だと思っていませんか?
確かにそうなんですが、本当のオーガニックの商品の場合、播種または植えつけ前2年以上、堆肥等を使って土づくりを行った圃場において生産されたもの・・・という条件があります。

つまり、去年まで農薬を使っていて、今年は無農薬だからといってオーガニックではないのです。

土が生まれ変わるまでには時間がかかります。
薬をたっぷり含んだ土からは雑草も生えませんが、栄養価の高い食物も育ちません。



さ~て、ミミズ君の登場です。
このミミズ君達は「本物の土」「生きた土」の中でしか生きられません。
そしてミミズは土の中で生活しながらどんどん土を肥沃にしてくれる、とってもすばらしい生き物なんです。

とてもカワイイとは言えませんが・・・・

ミミズの住んでいる土からうまれた作物なら、絶対、安全です。

最後に有機認証JASについて。


以下の文章は「環境goo」からの抜粋です。
http://eco.goo.ne.jp/food/organic/vegi/gs_01.html
参考にして下さい。

2001年4月から農産物や農産物加工品に「有機」と表示するには「有機JASマーク」を貼ることが義務付けられました。

「有機JASマーク」を貼るためには、有機JAS規格で定められた基準を満たし、オーガニック検査員による検査を受け、第三者機関である認定機関から有機認定を取得しなければならないのだ。だから、有機JASマークがないのに「有機○○」と表示されていたら、JAS法違反により罰則が課せられる(ただし、畜産物、水産物、酒類は別)。
 つまり、本物の有機野菜や加工品を手に入れたければ、“有機JASマークを探せ!”ということなのです。


おきらくヘルシーごはん(食-005)

2008年10月13日 11時56分18秒 | 食について


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「食」という字。
人を良くする・・・・と書きます。
その言葉通りで、「食」は人が良く生きるために必要なものなのです。
「食」によって、人は心も体(健康)も左右されることになります。

今日、ご紹介するのは、私のブログのお友達、よっちゃんが出版された「おきらくヘルシーごはん」です。



よっちゃん・・こと向井余史子さんはニューヨーク在住です。
以下、よっちゃんのプレスリリース用の文章からご紹介します。

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簡単でヘルシー、お野菜たっぷりなレシピ、普段着おしゃれなフードコーディネートが光る料理写真、都会にいながらスローでロハスな暮らしぶりが大人気のブログ、『ニューヨーク・スローライフ』が、このほど書籍に。 『おきらくヘルシーごはんニューヨーク・スローライフ』(二見書房)として出版されました。8月より好評発売中。 

 『おきらくヘルシーごはんニューヨーク・スローライフ』は、ブロガーよっちゃんこと、ニューヨーク在住のフードジャーナリスト、フォトエッセイスト向井余史子が、作って、スタイリングして、撮って、書いたデビュー作。ブログ未発表の書き下ろし、撮り下ろしコラムやお料理レシピがぎゅうっと満載。

従来のヘルシー料理本の枠を越え、科学的根拠に基づいた安全な食材の選び方から、生ゴミ減らし&窓際ガーデニング土作り用ミミズの飼い方まで。台所を拠点に、自分だけでなく、地球にもやさしい健康な暮らし方を徹底解剖。自分にも、地球にも効く。今だけでなく、子供が大人になった時までハッピーに。おいしいスローライフの作り方の全てがわかる一冊です

健康は今や地球規模の大問題。老若男女料理する人しない人問わず、現代必携の書です。

■書籍データ
書名:おきらくヘルシーごはん-ニューヨーク・スローライフ
著者:向井余史子(企画構成、レシピ、撮影、フードスタイリング)
出版社:二見書房
フォーマット:単行本

■著者プロフィール
向井余史子
スローライフ料理研究家
フード・ジャーナリスト、フォトエッセイスト
大阪市立大学文学部人間関係学科卒業
94年よりニューヨーク在住

『Food and Healing』はじめ、科学的かつホリスティックな健康をテーマにした著作で知られる、アナマリー・コルビン博士が創設の自然食料理学校、Natural Gourmet Institute For Health & Culinary Artsのシェフトレーニング・プログラム終了。
現代健康食科学にのっとったヘルシー料理、人にも環境にも優しい暮らしの訴求をライフワークに。
ブルックリンにてイラストレーターの夫と二人でスローライフ。

■ブログ『ニューヨーク・スローライフ』
http://blog.nyslowlife.com/
・Yahoo!JAPANカテゴリ登録サイト
・Yahoo!JAPANクリスマス特集フォトコンテスト 夜景評論家「丸々もとお賞」受賞
・みんなのホームページコンテスト優秀賞受賞
・All Aboutスーパーおすすめサイトノミネート
・月間10万アクセス

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私は「衣食住ネット」で料理セミナーを全国で開催する予定です。
よっちゃんもお呼びして、ニューヨークテイストを感じながら、日本ならではのスローフードについて講習して頂こうと計画中です。(よっちゃんにはこれから交渉します。よっちゃん!ヨロシク!)

その他、「家族で楽しむ料理」「楽しく美味しい介護食」などのセミナーも開催する予定です。

明るくて元気な講師の方々と一緒に「食」について考えましょう!
セミナーは来年の春以降開催の予定です。
詳細が決まり次第、ブログ上でお知らせ致します。


山代温泉・白銀屋

2008年10月10日 10時33分07秒 | 母のこと
 


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山代温泉・白銀屋へ母と二人で行ってきました。



紅殻格子が美しい築180年の国の有形文化財に指定されている温泉宿です。
一度は行ってみたい!と思っていた、ちょっと贅沢な宿です。

今回、なんと、ブログ友のカズPさんが懸賞で当たった招待券を、私と母のためにプレゼントしてくれました。


カズPさんありがとう!!

母も憧れていた宿でしたので、おお喜びです。
一時は歩けなくなった母ですが手術を乗り越えてくれて、こうして一緒に温泉に行けるようになりました。
手術は昨年の10月19日でしたから、ちょうど1年です。
いろいろありますが、ここまで回復してくれて本当に嬉しいです。



↑ずいぶん背が縮んじゃった母と記念撮影。
私はかなり腰を曲げないと母と顔を寄せ合えなかったなぁ。日差しがまぶしくて、母に太陽がサンサンと降り注いでいました。

白銀屋さんは一度経営が破綻して、別の方が引き継がれて、伝統とモダンさが融合した素敵な宿として2005年に生まれ変わりました。
詳しくは下記サイトを見て下さい。
http://www.shiroganeya.co.jp/
皆さんにも、是非、おススメしたいお宿です。



↑今回、私と母が泊まったお部屋は和モダンタイプです。
イタリア製のFUTON(フートン)というベッド風マットレスが心地良いお部屋です。
普通の温泉宿のように、お膳の上げ下げやお布団を敷きにきたりということがなく、ホテル感覚で静かにゆっくり過ごすことができました。

お部屋の壁は紅殻や群青が使用されています。
昔、壁の色としては庶民が使えなかった色とされています。

お食事は「新加賀懐石」
素敵な場所で頂きました。



↑左右両側に個室のように分けられたお部屋で頂きます。

ここ白銀屋は北大路魯山人ともゆかりがあります。
器は魯山人そのもの・・・というわけにはいきませんので、複製品ですが、料理にも映えてとても素敵でした。



↑先八寸七点盛りの一部
エリンギの春菊味噌和え、酒蒸しりんご胡麻クリームかけ、南京ごませんべい、卯の花松風etc.



↑くるみ餅茶巾揚げ琥珀あんというお料理
でした。
器が綺麗で・・・・



↑のどぐろの源泉蒸し

食べきれないほどのお料理でしたが、完食!

お湯も檜のお風呂でやわらかく、ぬる目なのでゆっくりと温まります。
露天風呂もあります。

この白銀屋、大人向けの静かなお宿です。
お子様やカラオケなどで騒ぎたい方にはオススメできません。

カズPさんのお陰で、思いがけず親孝行ができました。
本当についている!
最近の私は、つくづくそう思います。

感謝の気持ちを忘れずに、これからも、もっともっと頑張らなければ!


全てに感謝!

2008年10月06日 13時38分05秒 | 仕事のこと


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9月2日に交通事故に遭って以来、私の周囲でいろんなことが動き出しました。
訪れる場所、出会う人全てがしっかり意味をなし、先へとつながっていきます。
不思議な気持ちはしますが、逆に、それが必然であることも明確です。
事故に遭い、奇跡的に助かったあの日以来、私の歯車はしっかり噛みあい動き出しました。

仕事を始めるにあたっての基本的な確認事項を終えました。

さぁ!具体的に行動開始です!

今回、東京で出会った方々に、多くのご指導を受け、また、お力を頂きました。
心より感謝致します。

私の協力者の方が東京ベイコート倶楽部の会員だったので、今回、私はゲストとしてベイコート倶楽部にて滞在させて頂きました。
会員制のリゾートホテル・・・噂では聞いていましたが、ちょっと贅沢な気分を味あわせて頂きました。





内装は重厚な大理石の質感が落ち着いた印象です。
お部屋も広く清潔で、ゆっくりと過ごすことができました。
神様からご褒美を頂けたのかな・・・・と思うことにして、私はベイコート倶楽部の空間と時間を存分に堪能してきました。



↑これは前菜。茄子とかつおのカルパッチョ

その他いろいろ・・・
写真を撮るのを忘れてしまいました。

ムチウチの治療は継続中。
良い整骨院に出会ったお陰で、症状はかなり改善しています。
年内に大方の準備を終えて、来年から新しい会社をスタートさせます。








大神神社と長谷寺

2008年10月02日 12時42分58秒 | 日本の風景
 


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10月1日。
奈良県の三輪明神・大神(おおみわ)神社へ参拝してきました。
毎月1日には必ず行っていますが、今回は、先月2日の事故のこともありましたし、新しい仕事を始めるにあたり、ご祈祷をして頂きたかったのです。

商売繁盛!家内安全!

今回のご祈祷でお願いしてきました。

朝4時に金沢を車で出発し、三輪明神さんに到着したのは午前9時。
奈良地方はずっと雨が続いており、残念ながら傘をさしての参拝となりました。

でも、いつもながらに三輪さんの空気は神聖で、すがすがしくて、気持ちがスーーーと楽になります。

ご祈祷が終わった頃から雨が止み、太陽が顔を出し晴天となりました。
地元の方のご案内で長谷寺へと向かいました。

↓夏のなごりのような、すごい日差しに目が眩みます。



さて、今から登廊を登り本堂へと向かいます。
↓登廊は本当に美しいです。



石と木の質感とこの規則正しい配列が見事です。

↓美しい造形美に目が引きつけられてしまいます。



さていよいよ本堂です。
こちらには有名な本尊十一面観世音菩薩立像があります。
そのお姿は息を呑みます。
写真撮影が出来ませんので、ご覧になりたい方は下記のURLをクリックして下さい。
http://www.hasedera.or.jp/h2003/invitation/eleven.html

↓ここが本堂です。お参りをしていらっしゃる方の向こうに観音様がおられます。



↓五重塔です。



長谷寺は建造物の美しさと周囲の山々の借景が見事です。
この日は急に晴天になり、まぶしい太陽の日差しの「明」とひっそりとした「暗」の対比が際立っていて、とても美しかったですよ。







長谷寺は見事でした!
誇るべき日本の文化遺産ですね。
観音様のお姿は堂々としていて、その前に立つと、大きく包まれてしまう感じがします。
優しい神々しいお顔は、どれだけ見ていても飽きることなどありません。
本当にすばらしい!!!!

明日から東京へ行きます。
ここしばらく、新しい仕事と会社を起こすために、いろいろな方々とお会いしてご相談しなければいけません。
大切な出会いもあります。
頑張らなくっちゃ!