石屋の親方日記(旧親子で石屋日記)

庵治石の産地でこだわりのお墓作りをする、(有)島本石材工業の工場日記
石あかり手作り工房 入船屋【夏季限定】

石琴コンサート

2013-03-25 08:55:21 | 石琴
昨日(24日 日曜日)高松市昭和町 サンクリスタル高松にて石琴コンサートが開催されました。

日曜日夕方のNHKニュースでも取り上げられました。

そして今朝、四国新聞にも掲載されていました。


石琴製作から3年あまり経過しようとしていますがまだまだ知らない人は多く、初めて聴く

庵治石の音色に会場のお客様は感動していました。

演奏してくれている長尾さんは最近になっていろいろ工夫され、他の楽器と組み合わせたり又

今回は「御詠歌」とのコラボに挑戦する等、大変意欲的で楽しいコンサートになりました。

サンクリスタル高松3階視聴覚室は音も良く響き、今迄と少し違った石琴の音色を発見しました。

次回が又楽しみです。

かがわ物産館 栗林庵

2013-03-21 20:03:51 | 石あかり
今日は午後から栗林公園へ行ってきました。

展示申し込みをしていてOKの出た、「かがわ物産館 栗林庵」への納品の為。


今月27日よりオープンする栗林庵、今は展示販売する商品が一杯搬入されています。

買い上げでは無く委託販売ですが、栗林公園が新たに展開する香川の食と工芸をアピールする場所。


そこに「石あかり 和CUBE」を6点展示します。


栗林公園は香川が世界に誇れる名園です。

そこに来た世界中の人に、庵治石で製作された石あかりを見てもらいたい!

今朝の四国新聞

2013-03-14 08:21:20 | その他
今朝の四国新聞に「被災地は今・・・県人が見た2年」という記事が掲載されていました。

その内容は、私も一度だけスタッフとして参加させて頂いた「ZENKON湯」に関する記事でした。


想像を絶する体験をされた人達に、「小さな事だけど、何かしたい!」という気持ちに突き動かされて参加しました。

その時に同じ事を書いたかもしれませんが、テレビの画面では感じられないものを現地で受け止めました。

景色もそうですが、匂いも強く印象に残りました。

しかし、一番心に響いたのは避難所の人達と交わした会話です。

「あなた達はテレビのモニターで見たでしょ。それは安全で上からの目線です。私達が見たものは道路の上に立った自分の
視線です。真っ黒いビルが押し寄せてくるのを目の前で見ました。」
この事を聞いて、次の言葉が出ませんでした。

一緒に食事をさせていただいた殆どの人が伴侶や息子、娘、孫、友人を亡くした人達でした。
勿論家や工場は全て無い状態。

その人達に少しでも心が和らぐ時間を・・と願い、小さなお風呂を設置しました。
現地に出向いたのは被災から2ヶ月を経過していましたが、まだまだお風呂に入れていない人が多く居ました。
大浴場では無いので、一度に沢山は無理ですが、待てば必ず入れるお風呂として、大変喜んでいただけました。

その時参加したスタッフは、殆ど私より年下の若い人。
足を引っ張ったら悪いな~と思いながらの作業でしたが、「人が生きる」という事「幸せって何だ?」という大きな質問を
持って帰った「ZENKON湯」でした。

青石その後

2013-03-06 11:35:44 | 石の事
ず~っと預かっている伊予青石ですが、工場を移動して綺麗になっています。

研磨作業の途中でしたが、裏面に付いた汚れを落とすため移動しています。

なにせ重量が有る為、簡単にはいきません。



この時はたまたま6T車が出払っていたので、10T車で対応しています。

積み降ろしにも気を使います。