石野真琴のなんでもあり?

多趣味な石野真琴が、普段感じている事、将棋、祭り、甲冑等々、趣味の内容を描きます

新化合物、立体テレビに応用へ

2009-04-03 20:38:01 | 趣味
 本日の東京地方の天候は快晴でした。朝から本当に良い天気の一日で、雲一つ無い真っ青な空が広がっていました、春のこの時期、これぐらい快晴と言うのはちょっと珍しいかも知れない、そう思えるほどに良い天気でした。昨日も良い天気でしたが風が強かったと言う難点がありましたが、今日は一日を通じて風はそれほど強くなかったようです。都心部の最高気温は17℃最低気温は8℃。三多摩地域の最高気温は19℃、最低気温は3℃でした。
 日曜日の雨予報は、明日土曜日の深夜の予報に変わりました。明日、花見を行う場合、雨具の準備を忘れない方が良さそうです。今日、気温が上がったので明日、明後日には満開となる可能性が高いです。今年の桜の開花状況は非常に遅いので、もしかすれば来週一杯ぐらい楽しめるかも知れません。
 写真は本日の小金井公園のハナモモです。桜とほぼ同時期に咲くこの花が、そろそろ満開となり見頃となります。

 紫外光を当てると青くなり、照射をやめると瞬時に無色透明に戻る有機化合物を、青山学院大理工学部の阿部二朗准教授らが開発し、1日付の米化学会誌に発表した。昨年7月発表した緑色に変わる化合物に比べて反応が極めて速く、肉眼では残像が見えないのが特徴。光の3原色の残りの赤や緑に変わる化合物も開発し、立体カラーテレビの実現を目指す。今回の化合物は試薬大手の関東化学(東京都中央区)が市販する。
 この有機化合物の分子構造は、通常はA字形だが、紫外光を当てると中央の架橋部分が切れてΛ字形に開き、青くなる。照射をやめると閉じて架橋が復活し、無色透明に戻る。ちょうつがいとなる頂点部分から架橋までの長さを4割に短くし、開閉を小さくすることで、反応を速くした。樹脂膜に2割混ぜた場合、青くなってから無色透明に戻るまで、100分の2秒程度しかかからない。
 この化合物を混ぜた樹脂膜に紫外光レーザーを照射するだけで文字や画像を表示できるため、電極がいらない低コストの大型ディスプレーが実現できる。さらに、現在はクレジットカードの偽造防止などに使われているホログラフィーを応用すれば、専用眼鏡を掛けなくても見える立体テレビを開発できる可能性が高い。
 阿部准教授は「単色でもホログラフィー方式の立体テレビができれば、内視鏡手術や遠隔医療で患部を立体的に把握するのに役立つ」と話している。

 面白い化合物が発見されてますね。緑、青、次は「赤」、紫外線なり赤外線なり、その周波数を変えてを照射し、色の三原色を自在に発光する物質があれば、いよいよ立体像を作るテレビが可能となるかも知れません。
 昔SFやウルトラマンと言った世界では、立体テレビが実用化されていた事を思い出します。今では立体成型プリンターとか、ガラスにレーザーで立体像を彫る装置もとっくに実用化されています。
 こう言った立体象を作るソフトは充実しつつあるので、この化合物による立体像発光技術が実用化されれば、立体テレビの実用化は早いと思われます。

 細胞内の脂肪を分解する新しい仕組みを日米の研究チームが発見し、1日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。たんぱく質分解のときに起きる「オートファジー」(自食作用)という仕組みが、脂肪分解にも寄与しているのが分かった。肥満治療薬の開発に役立つ可能性があるという。
 オートファジーは、飢餓状態になった生物は、細胞内のたんぱく質を膜で包んでアミノ酸に分解し、エネルギーを得たりする仕組みとして知られる。研究チームが、マウスの肝細胞を観察したところ、飢餓状態になると、膜が現れて細胞内の脂肪を包み込み、リソソームという小器官が結合して分解するのを発見した。脂肪の周りには、オートファジーに不可欠なたんぱく質が存在していた。

 こう言った発見から新薬が生まれるには、膨大な時間を必要とします。恐らく2年、3年は必要でしょう。しかしこう言った発見から、脂肪を分解する新薬が生まれれば・・・肥満気味の自分には朗報なんですが・・・。 

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