石野真琴のなんでもあり?

多趣味な石野真琴が、普段感じている事、将棋、祭り、甲冑等々、趣味の内容を描きます

石原伸晃氏も・・駄目だ

2012-09-11 22:54:23 | 趣味
 自民党の総裁選挙に現総裁である谷垣氏を抑えてまで立候補したと言うので、期待したのだが・・・やっぱり駄目らしい。
 テレビ朝日のニュースステーションでの発言を聞いた感じだけども・・。
 原発の問題で、3年ほど掛けて原発の安全性を調査して、再稼働すると言う方針だそうだ。
 なるほど、聞いて見るとそれは慎重な意見で、正しいような気がするが、それではまるで駄目だと思う。
 その理由は、非常に簡単な事だ。
 次のような幾つもの疑問が浮かぶのである。
 「石原氏が言うその三年間の電気需要はどうするのか?」
 「3年間国民に節電を呼びかけ維持させるのか?」
 「節電によって中小企業が出ていく恐れがあるが、どういう対策を取るのか?」
 「旧式の火力発電所を起動しているが、それはこれからも使用するのか?」
 「原発を再稼働しないなら、新しい火力発電所を至急建設する必要があるが、方針が決まらないままでも建設するのか、しないのか?」
 「新しい発電所を建設するなら、最低でも土地の確保から始めれば、数年~十数年が必要だが、その間はどうするのか?」
 「新しい火力発電所を建設するなら、その燃料を何処から仕入れるのか?」
 その発言だけでこれだけの疑問が浮かぶのである、それも素人同然の自分が考えただけである。
 
 今、ここでその方針を決めて発表し、その結果として再稼働しないと決めたなら、再稼働するべきではないのだ。
 その結果として、中小企業が日本から出て行って、不況が悪化したとか、真夏と真冬には大停電が起きて、数人の人が死ぬかも知れない。それを受け止める覚悟を持って方針を決めるのが、この国のリーダの責任というものなのだ。

 自分は再稼働賛成派である、ただし、18年(2030年)~25年(2037年)後には、原子力発電所は全て停止させ、原子炉は全て廃炉とするべきと考えている。
 当然、その間に高レベル放射性廃棄物の地層廃棄と言った、必要な処置を取れる最終処分場を作る必要がある。
 どの自治体も引き受けないなら、東京の中心地の1つである国会議事堂と霞ヶ関に大きな穴を穿って、ここに埋設するとしても良いかもしれない。
 いずれにしても方針が決まらない限り、手が着かないとなれば、どんどん遅れるだけなのである。

 政治家は将来を考え、国家100年の計を建てる必要がある。
 それなのに、原子力発電所の問題ひとつでも、その程度の認識しかないようでは、どう考えても駄目だと思う。  

最新の画像もっと見る

コメントを投稿