自民総裁「首相の責任棚上げ」

　本日の東京地方の天候は、晴後曇ところによって雨と言った感じでした。早朝から１５時ぐらいまでは快晴に近いようなジリジリと焼ける晴天でしたが、突如として黒雲が沸いて天空を覆ったようです、西武新宿線も落雷で止まったようですし、国分寺では集中豪雨があったとか。良く晴れただけに気温は上がりました、都心部の最高気温は３５℃、最低気温は１８℃。三多摩地域の最高気温は３５℃、最低気温は２８℃でした。週間天気予報による東京地方の明日は晴時々曇、明後日は曇時々晴、明々後日は曇時々晴、月曜日は晴時々曇、火曜日は晴時々曇、水曜日は晴時々曇、木曜日は曇時々晴となっています。

　政府が経済産業省の松永和夫事務次官や寺坂信昭原子力安全・保安院長らを更迭する方針を決めたことについて、野党からは４日、人事だけではなく保安院解体を求める意見や、「更迭はパフォーマンス」と批判する声が上がった。
　自民党の谷垣禎一総裁は記者会見で、福島第１原発事故などへの菅政権の対応を念頭に「菅直人首相、海江田万里経済産業相の責任を棚上げする形で、こういう人事を行うのは疑問だ。なぜ唐突に決断したのか明確に説明すべきだ」と要求。同党の石原伸晃幹事長は記者団に「更迭なのか定期的な人事異動なのか、いろいろな解釈があるので慎重に見守っている」と述べた。
　共産党の志位和夫委員長は会見で「トップの首を代えただけで責任を取った形にして、ちゃんとした組織になったかのように扱っては、問題は解決しない。保安院全体の解体が必要だ」と強調した。
　みんなの党の渡辺喜美代表は記者団に「『更迭』と言ってパフォーマンスを装っている。もともと辞めておかしくない人たちで、経産相の手柄にするために更迭と称した」と指摘。「海江田さんは辞めるなら、次の経産相が新しい態勢をつくるのが筋だ」と批判した。　

　自分の考えから言えば、この人事は遅すぎたと思います、原子力安全・保安院長を更新するなら、３月１１日の事故が発生して１ヶ月ぐらいで、更迭すべきだったと思うのです。
　本来なら原子力安全委員会の委員長も同時期に更迭すべきでした。

　責任と言うのであれば、やはり、自民党にはこれまでの４０年間にも渡って原子力を推進してきた事に対する党としての責任問題がありますし、原子力安全・保安院のやらせメールについては、何時ぐらいからやっていたか判りませんが、１０年かそれ以上に渡って行ってきたわけで、その間にそれを是正出来なかったのは、当時、政権を担っていた自民党であると言えます。
　そう言う意味で言えば、これらの事に対しての一時的な責任は、自民党政権にあると言って良く、民主党はたまたまその政権を引き継いだだけとも言えます。