石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

12月28日 関口市長へ明和マンション裁判における住民訴訟で控訴すべきでない旨の要望書を提出しました

2010年12月28日 | Weblog
 こんにちは、自由民主党新政会会派幹事長を務めさせていただく中で、野党12名の一致結束と連携強化が大事であることを強く認識している石井伸之です。

 昨日の午後から、様々な野党議員の意見を取り入れた中で作成した、明和マンション裁判における住民訴訟に対して、控訴することなく、上原前市長へ求償権を行使すべきであるという内容の要望書文面を作成しており、ようやく本日のお昼過ぎには文案がまとまりました。

 それでもあらゆる方々に文面を見ていただくと、細かな点で訂正する部分があり、提出予定時刻が迫っても文面を手直ししておりました。最終的に12名の議員から署名・捺印をいただいた後、午後3時30分に忙しい市長の日程の合間を縫って提出してきました。

 あくまで要望書なので法的拘束力というものはありませんが、野党12名の議員の意思を明確に市長へ伝えるべきと考えております。

 そう言えば、東京新聞が明和地所から一般寄付で損害賠償金3123万円余りを得ているので、上原前市長へ損害賠償請求をすることは賠償金の二重取りとの記事が掲載されておりました。

 しかし、国立市の損害としては賠償金だけではなく、本来明和地所から得られるはずであった財政協力金7800万円余りが入らなくなり、逆に明和マンション裁判にかかった弁護士費用等で3900万円余りの損害があったことを考慮されなかったことは非常に残念でなりません。

 また、現在の鹿児島県阿久根市のような混乱を全国的にさらけ出し、文教都市国立のイメージを損なったという点もあり、上原前市長へそういった損害も含めて、国立市は求償権を行使すべきです。

 要望書を市長へ提出した後に、松嶋議員と共に市役所職員の方々へ一年間お世話になった旨のお礼を述べるべく、市役所を一通り回りました。

 今年一年間も様々な事があり、担当職員さんの顔を見ると様々な案件をお願いしていたことを思い出し、そこでその一点一点についてお礼を述べたいところでしたが、さすがに仕事納め間際の大変忙しい時間ということもあり、型通りのお礼を述べて挨拶とさせていただきました。

 その中でもあらゆる職員さんから、私と松嶋議員の日記を楽しみにしているとの言葉をいただくことは本当に有り難く、こうしてキーを叩く指が自然と軽くなる思いがします。

 市長と議会の狭間で職員の方々には様々な苦労を掛けてしまったことと思いますが、極力そういった政治事とは切り離した形で職員さんには仕事のし易い環境作りに向けて議員が努力しなければならないと感じた今年一年でした。

 逆に職員の方々には自己申告票を含めて様々なツールを使って、職員としての意見が市役所内にある縦割りの壁を無くしてしっかりと各職員へ伝わる市役所へと変わらなければ、いつまでたっても横の連携を図って、市役所が一丸となって一つの方向へ進むことはできないように思います。

 現在の民主党政権が目先の判断で様々な変化を要求してくるとは思いますが、変えるべき部分と変えてはいけない部分の精査をするなかで、国立市としての判断をする自主性を各職員が自分が市長になったつもりで考えることによって、市役所内の空気も変わってくるのではないでしょうか?

 私自身も来年4月には市議会議員選挙を控える中で、市民の方々による厳しい審判を受ける立場ですから、目先で速やかに変える部分と遠い将来を見据えて検討する部分をしっかりと訴えていきたいと思います。

 本日で市役所は仕事納めとなりますが、私も松嶋議員も消防団に所属していることから、明日、明後日の夜には歳末特別警戒を控えておりますので、まだまだ正月気分に浸ることはできません。

 年末における市民の皆様の安全と安心を守る為にも、歳末特別警戒では担当地域を丁寧に巡回して行きたいと思います。




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