石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

12月10日 総務文教委員会があり、その後劇団芝居屋の公演を見に行きました

2008年12月10日 | Weblog
 こんにちは、矢川駅・谷保駅エレベーター設置については、毎議会一般質問の項目に取り上げ、最重要の課題として公約に掲げている石井伸之です。本日は松嶋議員が委員長を務める総務文教委員会がありました。

 鈴木議員・大和議員から矢川駅・谷保駅エレベーター設置について質問があり、これらに関係する予算が12月議会の補正予算にて減額補正が計上されております。

 矢川駅では350万円の跨線橋耐震補強費用が平成20年当初予算に計上されておりましたが、新駅舎の設計を進める中で、既存の駅舎よりも新駅舎は立川よりのホーム直上に設置されることになった関係で、そうすると、矢川駅というのは立川駅に向けて上り勾配が付いておりますので、新駅舎はパンタグラフ(電車の屋根に設置されており電線から電力を受け取るひし形のものです)の関係で既存駅舎よりも新駅舎は1m~50cm程度高くなるとの答弁がありました。

 平成21年度に新たな予算を組むというので、矢川駅は平成22年度に新駅舎完成、平成23年に旧駅舎の解体と新しい外部階段の設置を行うそうです。

 谷保駅は陳情採択を受けて、平成18年2月よりJRと協議を始め、北口・南口に改札外エレベーター設置を考えているそうですが、以下4点の理由によって平成20年度中の調査は難しいということで減額補正になってしまいました。

①JRから改札内のエレベーター設置計画が遅れている、
②改札外エレベーター設置場所が未確定である、
③改札外のエレベーター設置は補助対象外であり新たな補助を探している、
④北口のエレベーターは都道上に設置する関係で、東京都の道路管理者と調整が必要である
 という4点の理由があり、谷保駅の750万は減額補正がされるということになったという答弁がありました。

 南武線は今後10両編成にしていきたいという計画があるということで、谷保駅においては立川寄りにホームを伸ばす計画があり、JRの敷地内にエレベーターを設置できないということの説明もありました。

 精力的に取り組んでいる総務課長からは、担当としては進めて行きたいとの答弁がありました。私も何度か総務課長と打ち合わせをさせていただきましたが、ポイントを把握した説明と、それに対する真摯な対応は頼もしく思えました。

 確かに財政的な問題はありますが、総務課長の交渉力ならばきっとJRも胸襟を開いて、信用・信頼の上で前向きな協議を継続できると確信しております。

 さて、問題の部分ですが鈴木議員の質問に対する答弁で企画部長から「谷保駅については凍結とあるが、凍結が適正であったかどうか」という前おきがあり「協議は継続する」という答弁があり、私の一般質問のときよりも、凍結への態度が軟化しているように感じました。

 「いつの庁議で凍結という判断になったのか」という質問に対して、11月27日長期計画に凍結ということが決定されたそうですが、10月14日の庁議でも谷保駅エレベーター設置について補助金のメニューがなく財政的な工面が難しいという判断があったとのことです。

 財政フレームの中で落とし込めないという理由で凍結にするという判断があったようですが、凍結を決めながらも協議をしていくと言う矛盾があり、表現の方法について大きな問題があります。

 確かに、国立市の財政状況が厳しいというのは理解できますが、それでも凍結という言葉は大変重く、当面は実施ないないという事に繋がります。

 2月末には長期計画の最終的な集約を行うという答弁が企画部長からありましたので、凍結という言葉が消えて前向きな表現となり、しっかりと谷保駅エレベータ設置に向けて国立市全体で努力する気運を盛り上げたいと思います。


 午後からは、市議選の際にうぐいす嬢として来ていただいた方が所属している劇団「芝居屋」の公演が中野ポケットという劇場で行われ、そちらへ見に行きました。

 12月9日から12月14日まで行われる公演ですから、あまり踏み込んだ内容を紹介することはできませんが、今回は芝居屋初めての歴史物で、陸軍特別攻撃隊の話しでした。平日の2時からにも関わらず、100席以上の座席はほぼ満席で、人気の高さが伺えます。

 この手の話は、毎回の事ですが胸が締め付けられます。見送られる者と見送るものの切なさは、どう言葉に表してもその時代を経験していない自分としては表現することはできません。

 ただ一つ言えることは、あの当時は兵隊さんへの畏敬の念に溢れており、国を守っていただく方への感謝の気持ちが大切にされていたと思います。それが、戦後になって自衛隊と名前を変えてから、様々な災害復興支援や国際協力に赴いていただいている方への感謝の気持ちが無さ過ぎるのではないでしょうか?

 イラク、サマワにおける自衛隊の活躍についてマスコミに報道されない面が多々あると「ひげの隊長」佐藤参議院議員から聞いております。芝居屋の公演を見ながら、ついついこのようなことを思い出しておりました。

 芝居屋では「覗かれる人生」ということから、様々な人生の側面を題材に取り上げており、そのときにどういった判断をしていたのか演じております。どうかお時間ありましたら、劇団芝居屋の公演に足を運んでいただければと思います。
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