石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

2月13日本日は人権擁護法案の危険性について古屋圭司代議士の講演を聞きました

2008年02月13日 | Weblog
 こんにちは連日中央線で都内に行っている石井伸之です。本日はとある自治会会長及び役員の方々と共に、東京都庁へその自治会改善についてお願いをしてきました。

 国立市役所へ市民の方と一緒に行くことは何度もありますが、都庁へ市民の方と共に行くのは初めてで、少々緊張しましたが事前に三田としや都議会議員から話をしていただいておりましたので、スムーズに話は進行し、快い返事をいただくことができ、こちらとしてもホッとしました。

 昨日も感じましたが都庁は広く、あらゆる部署がありますので、目的の場所に辿り着くまでが大変です。昨日とは違い、今日伺う場所を下見しておきましたので、何とか案内できましたが、それでも挙動不審者並にキョロキョロしながら、明らかに慣れていないことを露呈しておりました。

 それから都庁の展望室で、自治会役員の方々と今後の展望や市政のことについて懇談をしました。本日は遠くに高い雲があるだけで、富士山をはじめとする山々がくっきりと見えておりました。

 午後からは、日本会議首都圏地方議員懇談会があり、主な議題は今国会に提案されようとしている、人権擁護法案の危険性です。一口に人権と言いますが、この法案では具体的に何をもって、人権侵害に当たるかという部分を、人権擁護委員に委ねることになっております。

 古屋代議士は拉致議連の事務局長をされていますが、拉致被害者を帰すように北朝鮮に訴えることは、日本に居住する朝鮮総連側の方々にとっては、心理的な障害を受けたことになり、人権擁護委員に訴えることも考えられます。

 人権擁護委員がそのことについて人権侵害に当たると判断されれば、人権侵害をされた方の特別救済手続きを行い、古屋代議士に何らかの罰則が適応されるというものです。

 もしも人権擁護法案が可決されたときには、戦前の治安維持法に匹敵するような悪法であることは言うまでもないのですが、自民党の中にもこれを推進する代議士が存在するのは非常に恥ずかしいことです。

 今までも自民党では、人権を守るために「ストーカー防止法」や「高齢者虐待防止法」「ドメスティックバイオレンス防止法」というように具体的で個別の問題を分りやすく提起して、法案を作っていきました。

 しかし、この人権擁護法案は余りにも幅が広く、また人権擁護委員の主観によって決められてしまいます。これでは、憲法21条にある言論の自由が無くなるのは当然です。

 こうやって、私がこの日記で自由に思ったことを書くことによって、この内容を見て心理的な傷を受けたからといって、人権擁護委員に訴え掛けるかもしれません。

 どうか皆さん、こんな馬鹿げた法案が国会に提出されて、可決することがないように審議の成り行きを見守っていただきたいと思います。岐阜5区の古屋代議士を始めとして地元である東京19区の松本洋平代議士や自民党前青年局長を務めていた八王子市選出の萩生田光一代議士も人権擁護法案の廃案に向けて動いていただいております。
コメント (2)
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