石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

BMXの競技を緑山スタジオで見学しました

2006年11月19日 | Weblog
 こんにちは昨日のソフトボールと松戸市議会議員選挙で足が筋肉痛気味の石井伸之です。本日は午前9時に消防団第一分団の方と一緒に、BMX(バイセクル モトクロスの略で、普通の山あり谷ありのコースを自転車で駆け抜けるというものです)の競技が昔、風雲たけし城のロケがされていた緑山で行われました。
 何故、見に行くことになったかというと、第六小学校に通う子が年齢別で全日本一の一位のポイントを獲得しており、来週にはアメリカで行われる世界大会に参加するとの事です。そうやって頑張っている子供が近所にいるわけですから、応援しないわけにはいきません。
 当日は、小雨のちらつく寒い天候でしたが、その会場に集まる子供や親の熱気は素晴らしく、出場する方々やそれを応援する方々の熱意が、会場を覆っているように思います。
 レースは大変ダイナミックで、自転車とは思えないテクニックを駆使して、大きな山や谷を飛んだり、舐めるように走行したりして、着順を競うものです。この競技は、2008年の北京オリンピックには正式競技として認定されており、応援している彼が、このまま順調に成長していくと2016年のオリンピックに日本代表として出場するかもしれないと言う逸材ですので、こういった子を国立市として応援していく事が、将来のオリンピック候補やメダル候補に近づくことに繋がると思いますので、そういった様々な支援ができるように努力していきたく思います。また、まだまだ隠れた逸材が、国立市に眠っているかもしれません。例えば、ピアノであったり、バイオリンといった文化的な面かもしれません。そういった子への支援を行政としてもしていくべきではないでしょうか?
 ちなみに、第六小学校の彼は予選を一位で突破しましたが、その後自民党の会合があるために、緑山スタジオを後にしました。
 後で聞いた話によると、予選を全て1位で通過し、決勝の第一コーナーまで先頭でしたが、降り続けた雨にタイヤを取られ転倒してしまったとのことで、これにめげず、頑張って欲しいものです。

 その後、午後四時より立川グランドホテルにて、自由民主党三多摩支部連合会の秋季研修会が行われ、鴨下一郎衆議院議員と政治学博士のぺマ・ギャルボ先生の講演がありました。
 鴨下一郎衆議院議員の話は、今後の景気回復についての話があり、小泉内閣の5年間は小泉人気の下に、不良債権処理に取り組みようやくそのメドがついた段階で、景気がじわりと上向きました。
 そこで、今後の安倍内閣ではプライマリーバランス(歳入と歳出をプラスマイナスゼロに持っていくものです)を調整することに重点が置かれており、およそ17兆円の歳出超過部分をどのように調整するかが問題です。
 鴨下代議士は現在の物価も微妙にデフレ傾向で、これを2%程度の自然な物価増と2%の実質的な経済成長が必要であるとのことです。さて、それを実現するには何が必要かというと、
1、デフレ対策
2、国の資産や貸し付けている物を売却するか有効利用を計る
3、レインボーブリッジなどを例えばソフトバンクビジネスなどの命名権ビジネス
4、公共事業の効率化、簡素化
5、それでも不足する分の僅かな増税

 という、5本柱で補い、17兆円の埋めるために消費税を一気に12%にするといった短絡的な発想はしないそうです。

 次にぺマ・ギャルボ先生からは、日本はアジアに対してビジョンを示すべきと言うところから始まり、日本が今まで大東亜戦争に捉われることなく功罪含めてアジアに何をしてきたのか再確認する必要があるとのことです。
 そして、日本に好意的な留学生達を大切にし、日本が留学生達を大切にする気運を高めて行かねば、いつまでたっても他国から信頼される国にならないと言う厳しい御意見をいただきました。
 日本人は東南アジアで発展途上国を卑下するような、観光客がいることも事実です。いざ、他国に出たら、自分が日本人の代表であると言う感覚で、他国の方に接する教育が不足しているのではないでしょうか?これは偏に、自国を大切にする教育ができていないからこそ、他国を敬う精神が育っていないと感じます。是非とも、外国に行かれる方には、自分の行いが日本の不利な国益に跳ね返ってくるという認識を持っていただきたく思います。

コメント
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