石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

9月6日本日は一般質問を行いました

2006年09月06日 | Weblog
 こんにちは石井伸之です。本日は長女が2歳の誕生日を迎え、さらに本日早朝、秋篠宮妃紀子様が無事に男の子をご出産されたということで、祝賀ムードの中で午前10時より一般質問を行いました。
 
 国立2中のサッカー部につきましては、2中にサッカー部を創部する前にまずは1中や3中にサッカー部がありますので、そちらの部活に参加できる道を開いていただきました。

 第七小学校の校歌制定につきましては、その気運が高まっており、早期制定に向けて、教育行政としても努力していくとのことです。

 最後に、8月5日号の市報で上原市長が平和メッセージということで、平和都市条例が否決されたと書かれておりましたが、否決理由についての説明が全く無く、市報としての公平性中立性客観性に欠ける内容となっておりました。
 そもそも事の発端は、無防備地区宣言を念頭においた平和都市条例を国立市議会平成18年第一回臨時議会において賛成少数によって否決したことを、純粋に結果だけ報告するならば問題ないところ、この条例案の否決された中身に触れず、平和都市条例に反対する立場の議員に対して、平和を脅かすかのような書き方をしております。無防備地区宣言はそもそも法律に反していると言う当たり前の解釈をして、他の地域と同様に否決した国立市議会に対して、上原市長が納得が行かないかのような発言を市報で行うと言うことは大きな問題です。このままでは、上原市長個人の思いを遂げる為に、我々市民の大切な税金が投入されてしまいます。市報はそもそも公平中立である事が原則にも関わらず、否決されて当然で、共産党でさえも退席すると言う条例案を正しいと思わせる市報の書かれ方には憤りを感じております。

 どうか皆さん、平和というのは念仏のように唱えるだけでは実現できません。国際社会の中において、お互いの国同士の国益がぶつかる中で、お互いの考え方をすり合わせる中での外交努力によってなしえるものです。しかし、残念ながら話し合いでの解決を求めない国がすぐ近くあるということも忘れてはなりません。そういった際に、現在の自衛隊や米軍がいついかなる動きにも対応できるように、備えていただいているところを、臨時議会での無防備地区宣言を念頭においた平和都市条例は、自衛隊や米軍の活動を阻害する行動を求めております。だからこそ、当然のように他の自治体でも否決になることは明白なのです。

 上原市長は、平和メッセージの中でこの無防備地区宣言について市報では明確な説明のない中で、平和都市条例を取り上げるのは、明らかに偏った書き方であると断言できます。

 答弁の中で上原市長は、否決となった理由は議事録などを見れば分かりますというので、それならば平和メッセージの注意書きに、詳細は議事録を参照くださいといったことを書けなかったのかを聞いても、明確には答えず時間切れとなってしまいました。

 どうか皆さん、情報公開の原則は情報の客観性を保ち、公正中立の立場を取って情報を伝達することですが、上原市長における国立市の市報はそれができないということが市報において明確にされました。来年4月には市議会議員選挙と共に市長選挙がありますが、個人の考え方を公の市報に対して公平性を欠いて掲載されて良いものでしょうか?皆様の良識ある判断を来年の4月における市長選挙にてお示しいただければと思います。
コメント (2)
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