石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

5月28日本日は石井伸之後援会役員会を行ったところ、焦点は注目の国立駅舎保存についてでした

2006年05月28日 | Weblog
 こんにちは石井伸之です。本日は午前中から役員会資料のコピーを行い、午後6時から石井伸之後援会役員会を青柳福祉センターの1階和室で行いました。
 議題の中で、最初に4月16日に実施した、市政報告会で反省すべき点がないか聞いたところ、細かい点はいろいろあるかもしれないが、初めての市政報告会でとやかく言う点はないという、大変暖かい言葉をかけていただき本当に嬉しく感じました。まだまだ、未熟な点が多々あることは自分が一番実感していることですが、そういった点も含めて今後とも努力していきたいと強く思いました。
 
 それから、平成19年度の市議会議員選挙や現在の市議会の状況、ここでは公表できない裏話などをしていると、あっという間に予定の1時間が過ぎてしまいました。
 その中で、注目の国立駅舎保存の話に移り、曳き家工法に1億5千万円かかり、戻る土地の確保には20億円かかるのですが、その土地の確保について見通しがたっていないと話すと、曳き家をするのはみすみす1億5千万円をどぶに捨てることと同様であるという意見に集約されました。それにしても、ここまで悪いイメージしか与えない曳き家工法の補正予算を、状況の変化も見られないのに提案してくることが信じられないところです。

 そこで、これは役員会でも話し忘れてしまったのですが、5月27日に国立市建設部よりファックスで、平成17年11月16日にJR東日本からの回答文の中で、「貴市の意向につきましては了知いたしました」という、ただ単に国立市がそういう考えであることを知りましたという、なんともやる気のない回答が帰ってきたわけですが、そこの部分を国立市としては、「貴市の意向を十分尊重し、概ね現在地に国立駅舎を保存するための戻す場所の用地確保については、協力してまいります」という回答主旨となるように要請していきたい、というものでした。私はこのファックス1枚を見て、国立駅舎保存を担当している国立市建設部の方々は、曳き家をした後の戻る場所の確保が非常に苦しいことを露呈するファックスを送らなくてならない状況に追い込まれていることに、大きな同情を感じると共に、深いため息が出てしまいました。休日の土曜日にも係わらず、ファックスを送るということは、大きな進展があったかと期待したのですが、ただ単に国立市として要請したいというだけのものでした。確かに曳き家を反対している一つの理由として戻る場所の確保があります。しかし、いまさら要請という時期ではなく、大きな視点での高架化後の国立駅周辺をどうするか、ということを考えねばなりません。
 私は、客観的に見て、3年間の議員生活をしている中で、手前味噌かもしれませんが、国立市建設部の方々は真面目で優秀な職員の方が揃っていると声を大にして言う自信があります。しかし、この国立駅舎曳き家については、上原市長個人の思いを優先する余り、本来第一に考えるべき、中央線高架化終了後の国立駅周辺のプランを明確に示さず、国立駅舎保存という小さな問題だけしか見えなくなっているところに大きな問題があります。これではJR東日本が「了知しました」としか言えないのも当然です。JRにしてみれば、高架化終了後の新しい国立駅舎と高架化終了後の新しい国立駅周辺をどのようにリンクさせるのかという部分を早急に煮詰めていきたいのに、駅舎保存しか頭にない上原市長とでは話しが平行線を辿るのは当然です。
 裏を返すと、このファックスからは、国立市とJRが早く同じ土俵で話しができるように、上原市長の目を覚まさせて欲しいというようにも映ります。駅舎が残っても、高架化終了後の国立駅周辺が、何の魅力もなく、さびれた町並みで活力のない商店街が残るのでは、中央線高架化は何の意味もありません。何度も何度も言いますが、私は優秀な建設部の方々による、高架化終了後の国立駅周辺をどのようにしていくことがベストなのか、こちらに労力を注ぐ方がよっぽど、国立市の将来のためになる大きな働きをしてくれることと思います。

 話は、元に戻りますが後援会役員の皆様からは、今後の市政発展に役立つ様々なご意見をいただき、本当にありがとうございます。今回の一般質問の内容もそうですが、こういったご意見を反映させることと、さらに大きな視点で市政全体をお知らせして、ご意見をお聞きすることが市議会議員の勤めであると実感しました。
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