ようこそ石の華へ

鉱物の部屋へのいざない

カニ

2021-11-12 10:16:32 | 日記・エッセイ・コラム

先週、ズワイガニ漁が解禁され、金沢の初競りで、最高級ブランド「輝(かがやき)」に認定された一匹が、500万円で落札されたというニュースがありました。最近の国産鉱物の名品と同じように、その高値に驚きました。

我が家では「輝」には縁がありませんが、待ち望んでいたカニの季節が到来しましたので、一昨日、香箱(ズワイガニの雌)を食べました。今回は、茶碗蒸しと雑炊を初めて食べてみました。オレンジ色の内子の味は変わらず美味しかったです。

上の写真は、ヒマラヤ水晶です。

カニの爪ではありませんが、双晶のようにV字に結晶しており、面白いものだと思います。

上の写真は岡山県の布賀鉱山産の方解石です。

こちらもV字状に接合しており、面白いと思います。

これらのようにカニ爪のようなV字接合の標本は、珍しいながらも、探せば、意外に見つかるものです。

鉱物は、一般的には、自形の単結晶のものがシンプルで好まれるようですが、コレクション歴が長くなると、珍しい双晶や、双晶ではないものの接合結晶したものも、変わったものとして味わい深くなっていくような気がしております。わかり易い単純なものは飽き易く、鉱物コレクションも長く続ければ続けるほど、バリエーションを求めるのかもしれません。

カニも鉱物も、バリエーションで多様性を楽しみ、美味しく味わいたいと思います。

 

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