営業改革専門のコンサルティングファーム
アイ・エス・ジー コンサルティング、代表の西本です。
自社の営業を何とかしたい、とお考えの経営者、営業責任者の方
々のお役に立てれば幸いです。
基本コンセプトは、「営業の中身は会社が決めなさい!」です。
内容に先立ちまして、皆様の営業強化のご参考になればと思い、
オープンセミナーのご案内をさせて頂きます。
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1シート提案営業のノウハウのほか、売れるノウハウを武器化し
て、営業部全員で活用するノウハウをお話します。
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<●>今回のテーマ
-提案資料の作り方-
1シート提案営業では、PPシートに列挙されている20項目程
度の「お客様の関心事」と「それに対応する提案内容」をお客様
に説明し、
お客様が何に関心を持っているのか、どの提案をするのかをお客
様と一緒に選択してから、
次に、提案資料で細かく説明していきます。
何の提案をすればよいのかが分ってから、提案しますので、はず
れない提案ができます。
1シート提案営業における「提案」とは、
【お客様の関心事に対して、自社の商品・サービスが、いかにお
役立ちできるのかの効果・効用(購入後のお客様メリット)をア
ピールするもの】
と、明確に定義します。
さて、ここ(PPシートの次)で使う提案資料は、
・当然のことながら、商品名がトップにくるのではありません。
流れ的に言って、
・お客様の関心事に対応した提案内容ですから、
・お客様の興味、お困りごと、使用目的、使用用途に対して、
・自社商品がいかにお役立ち出来るのか
が提案資料のトップ(冒頭)に来るべきです。
○○が解決できます。○○できます。○○しましょう。
というような文言が、提案資料の冒頭に来るべきです。
よくできた提案資料と言うものは、
・お客様の関心事に対応する「お客様が聞きたいこと」の優先順
位が高い(資料の目立つところにある、タイトルになっている)
提案資料です。
逆に、受注が取れない提案資料というものは、
・売り手が説明したい順番(商品名が先にあって、自社本位の特
長があって・・・)
というものです。
お客様が聞きたい順番で表現するか、売り手が言いたいことの順
番で表現するか、これが受注の分かれ目です。
私の過去のご指導経験を振り返って見ても、
よくできている提案資料は、商品名が最後になっています。
商品パンフレットについても、同様のことが言えます。
機械メーカーのパンフレットは、なぜか、このパターン(自分が
言いたい順番)になっているのを多く見かけます。
パンフレットの一番目立つところに、アルファベットと数字の機
種名、大きなスペースに箱型の機械の写真が載っていて、
ちょろちょろと申し訳程度に商品説明がある。
何が良いのか全然分らない。
また、こんな例も多いです。
クライアントの商品パンフレットを見ても、何が良いのか、何が
すごいのか分からないので、営業マンに、
「この商品の良い所は何ですか?」と聞くと、
「○○○○です」
という答えが返ってきます。
「でも、それって、パンフレットにも、他の提案資料にも載って
いないですよねぇ」
営業マン「そうなんですよ」
なぜ、このようなことが起こるのかと言うと、多くの会社では、
パンフレットは、
・零細企業では総務部が
・中堅中小企業では、営業企画室などのスタッフ部門
が、現場の営業マンの意見を聞かずに、作ってしまうからです。
●さてここで、1シート提案営業で使う提案資料の作り方について
・表記の順番は、上記のように、お客様の関心事に対して、自社
商品がいかにお役立ち出来るのか、ということから始める。
・それは、購入後のお客様メリットを中心に表現する
→ 営業マンは商品を売るまでが本番、お客様は商品を買って
からが本番。
このズレがあるために、「購入後のお客様メリット」を分
りやすく説明する、というのは、結構難しいのです。
素人でも、よく分るような、分りやすい表現が必要です。
で、どうすればいいか?
皆さんの奥様に、「お父さんの会社って、そんなに良い物
を作っているの」と言ってもらえるように、表現してくだ
さい。
・会社の実力により、分厚い提案資料を、関心事に対応する提案
内容分、作るのが大変だと言う時は、
1枚物のリーフレット(A4タテ)で、対応してください。
リーフレットの上から順番に、お客様メリットを表現し、
最後に、そのお客様メリットを実現するのが、(たまたま)こ
の商品、という流れにすれば、うまくいくでしょう
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