2016年 10月13日(木)

H28年4月16日に発生した地震の影響で、規制されていた登山コースが、8月に解除された。
崩落、地割れなどの危険個所があるらしいが、初めての九州の山、登ってみることにした。
コース:由布岳正面登山口~合野越~マタエ~西峰~お鉢巡り~東峰~マタエ~合野越~西登山口
メンバー:のぶりん・さなりん

スタートは由布岳正面登山口から。湯布院からここまでは、バスが運行している。(由布岳登山口で降りたらよい。)
マイカーで来られる方は、バス停近くにトイレもある無料駐車場があるので、そこに止めるとよい。

登山口には、ヘルメットが設置されていた。 貸出ヘルメットが置かれている所って珍しい気がした。

登山口から由布岳を見ながら、しっかりと踏み跡がついた道を歩いていく。 左の小高い山は飯盛ヶ城だ。

ここから山にとりつく。
日向自然観察路から東峰へ上るコースもあるが、合野越を経て登るコースにした。

小鳥の囀りを聞きながら、自然林の中を登っていく。

合野越に到着。
展望所って書いてあるけど、今は木々が茂って展望はなし。

さらに登ると、鹿除けネットが張り巡らされていた。

ネットの近くに立てられていた 「森林管理署のお知らせ」。

よく歩かれている登山道は迷うところがない。

ヤマラッキョウの蕾がよくみられるようになってきた。

樹林帯を抜けた。

展望が開け・・・

さらに登ると、湯布院の町や飯盛ヶ城が見えた。

山側に視線を移すと、由布岳の西峰、東峰の双耳峰がよく見えた。
早くあそこまで行きた~い。

この辺りのヤマラッキョウは、花が咲いていた。

季節外れのミヤマキリシマが咲いていた。初めて見たから嬉しい。

他に見られた花、アキノキリンソウ。

ツクシアザミ。

ホソバノヤマハハコ。

登山道は、岩が多くなってきて急な登りに。

マタエまでもうすぐ。

落石防止されて階段状になった登山道を登る。

西峰、東峰分岐のマタエに着いた。

お鉢巡りに備えてここでランチ~
サンドイッチで簡単に。
さぁお腹も満足!マタエにザックをデポして西峰にチャレンジ


西峰は最初から鎖場。(笑)
鎖は使わず三点支持でゆっくりと。

登ってから振り向くと、高度感たっぷり~。 絶景~。

次の難所は前に見えるキレット。(障子戸)

キレット最初は、鎖が垂らしてあるところを登っていく。


最後は横バイ、岩場のトラバースが待っていた。(笑) 高所恐怖症の人は来ない方がいいかも~

足を滑らせたら、命の保証はないね。こんなところだから登山口にヘルメットが準備されていたんだ。

キレットを通過した所で、一息ついた。

前方には東峰。がれたように見えているのは 鞍部のマタエと東峰登山道が見える。

先に進もう。

登山道にはイヨフウロが咲いていた。
フウロにはたくさん種類があるけど、これも初見だ。

西峰山頂が見えた。登山者がひとり休んでいる。

着いた。三角点がある由布岳西峰。標高1583.5m。

西峰から東峰を見る。

来た道を戻ってもいいのだけど、お鉢巡りもしてみたい。
あの西峰のキレットは下りでは使いたくないし~(笑)

西峰通過して、お鉢巡りへ。

お鉢巡りのナイフリッジが見えている。どんな感じかなドキドキ・・

突き出た岩を乗り越していく。一部は着地点に足が届かないうえ、狭い範囲に降りなければならない。足を踏み外したら谷へ転落~
ちょっとスリルあるわ~。
この岩の下の方は、かなり亀裂が入っていた。もしかして地震のせい?
もう一度大きな地震があれば、崩落してしまうかも知れないと思った。

岩を乗り越えたら、下に下りて、トラバースしながら登っていく感じ。

やっと安心して立てるところまで登って来た。
前に見えるのが東峰。まだ岩場が続く。

振り返ってナイフリッジを見たところ。

西峰とナイフリッジ。

東峰の稜線を進むと、東登山口を示す標識があった。
東登山口から登ると、ここに出るんだ。

東登山口分岐から10分くらいで東峰に到着した。
標高1580m。
ここでカップルさん2組が休んでいたので、すこしおしゃべりしたり、展望を楽しんだりした。

ガスが煙のようにモクモクと上がって来た。
こういう景色も悪くないけどね。(笑)

景色を見ながら、そろそろ下山しよう。マタエに向かって下りる。

見えた西峰の崩落。かなり酷いものだった。

合野越までは、登った道を今度は下っていく。

鹿除けネットが張り巡らされている所に鹿の親子がいた。
こちらに気がついてネット沿いに上に駆け上がって消えていった。
鹿は山に棲む動物、私たちは里で暮らす人間、どこまで人が山に入り、山を管理していいのか疑問に思うこともあるけど、山の植生と動物がもたらす害を考えるとネットも仕方がないことかもしれないのかな?
その種が多くなれば、間引きされ、少なくなれば絶滅危惧種として大事にされる。なんだかな・・。

合野越まで下りてきた。
ここから岳本、西登山口に下りる。

樹林帯を抜けると、前には飯盛ヶ城が見えてきた。
飯盛ヶ城へ上って正面登山口に行ってもよいが、私たちは西登山口なので、ここを右折する。

ちゃんと標識があった。

ガレた広い道を下っていく。

下っている途中の風景。笹が刈られているので歩きやすいが、茂っている時もあるのかな?

右手の方に、「西登山口」の表示があった。
そちらへ入っていく。

谷に入っていくような感じで、ちょっと薄暗い。
陽も余り射さないのだろう、岩に苔がびっしり。もののけの森みたい。(笑)

下ったところに水場があった。「水場」の標識もあり。

水場にサラシナショウマが咲いていた。秋の花だね。

水場から登るように歩いていくと標識が立っているのが見えた。

標識は新しい感じがしたが。

標識に示す方に降りていくが、最初は登山道に笹は生えていなかったが、先に進むほど笹が腰のあたりまで茂っており、登山道はまったく見えなくなった。
おまけに時々、道の真ん中に使われなくなったパイプとか岩があることがあるので、ストックで足元を確認しながら進まないと危ない。

でも周囲の景色は、素晴らしい~
稜線上に鹿が数頭駆け上がっていくのが見えたりして、なんだか雄大な感じ~。

ルート確認しながら歩き、時々、標識が見られた。

前に見える植林対の手前に林道が見えた。
そこまで、この笹原を降りなければならない。林道近くになると、深い溝のようになった道がいくつもあった。

ここから植林帯にはいっていく。

植林帯を抜けて。

ススキの間も抜けて。

ちょっと道は荒れている・・・あまりここを利用する人いないのかしら?と思うような・・。

堰の横を通過して。

街が見えてきたから、登山口は近いはず。

水路のような道を抜けると。

岳本、 西登山道口に着いた。やったぁ!


登山口の反対側に大きな看板があった。
看板のわりに、ここを利用する登山者は少ない気がした。往路に利用していたら引き返したかも知れない不明瞭なコースだったわ。(笑)
やっぱりメインは正面登山口かな。
由布岳、想像以上にスリルある山だった。
ミヤマキリシマが咲くころは、きれいなんだろうな。
そのころに、また登ってみようか。








