函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

新田次郎

2007-01-03 | 歴史
【武田三代】、新田次郎の書いた短編小説です。



武田信虎・信玄・勝頼の興亡を書いた短編小説です。

新田次郎といへば、長編小説しか書いていないと

思われますが、オムニバス形式で書かれたこの小説も

なかなか面白いですよ

武田三代の中に、【まぼろしの軍師】というがあります。

武田家の歴史書に【甲陽軍艦】がありますが

なにお隠そう、この甲陽軍艦の元になった【甲陽軍談】を書いたのが

山本勘助の実子、鉄似(僧侶)なのです

もともと勘助は、信玄のスパイだったのだが、才能に恵まれながら

信玄の参謀以上には遂になれなかった、その無念を鉄似が文章ではらしたと

言う訳だ

父の夢を子供がかなえたと言う事らしい

今年の大河ドラマに水をさすようだが、ドラマや小説で

描かれている勘助は存在しないということだ


歴史で間違いないのは結果だけなのですが、歴史小説の

面白いのは、プロセスです。

そこに僕はロマンを感じてしまうのです

歴史好きの皆さん【武田三代】

是非読んでみてください

















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