函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

平清盛、父子の絆!!

2012-01-30 | 歴史

今回は親子の絆がテーマでしたね。

王家に取り入り殿上人の仲間入りを果たした忠盛

そんな忠盛に表面上反抗する清盛でしたが、忠盛

の真意を目のあたりにしてようやく親子の絆が…

 

一方の源氏は…

北面の武士にも取り立てられず腹いせに父・為義

に絡む義朝。

『義朝のいう通りだ』とうな垂れる為義

そんな為義が命懸けで忠盛に切り掛かろうとする

姿を見て自分に対する深い愛情を感じたようです

こちらも親子の絆が深くなったようですね

『父上を守る』とまで言われ感無量の為義でしたが、

保元の乱ではその父子が敵味方に分かれ勝った義朝

が為義を斬首するのですから分からないものです

 

ところで

事実上院政を始めたのは白河上皇ですが、天皇とし

て退位したのが後三年の役が終結した前年だと言わ

れています。

源氏の棟梁・源義家が清原氏内紛を終息させ一気に

武名が高まり源氏の絶頂期となったのですが、ここ

で上皇となった白河院による嫌がらせが始まります

後三年の役は私戦だとして朝廷から恩賞を出す事を

拒否

仕方なく源義家は自腹を切る事に…

しかしこの事が逆に源氏の関東以北における名声を

高め荘園の寄進が後を絶たなかったと言います。

災い転じて何とかですね

白河上皇にとつては院政という新しい手法で摂関家

から政治の実権を奪おうとしているのに、源氏の力

が増徴すのを良しとはしません。

源氏が名声を上げると言う事は取りも直さず摂関家

が力を持つ事になるからです。

どうやら白河上皇の策は裏目に出てしまったようで

すね

 

元々源氏は摂関家に取り入っていましたが、その摂

関家の力を利用しのし上がってきたと言っても過言

ではありません

一方、摂関家を排除し実権を取り戻そうと画策した

のが白河上皇。

その上皇側についたのが平氏です。

最初は王家VS摂関家の争いだったのですが、台頭し

てきた武士、特に平家の力により政治権力のバラン

スが少しずつ崩れていったようですね。

摂関家は衰退の一途を辿り残った王家VS武士(平氏)

の主導権争いが始まるのです。

言ってみれば最大の敵は内にあった訳です

人間にとって権力欲とは限りのないもののようですね

 

 

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