函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

鎌倉殿の13人、粛正の始まり!!

2022-05-02 | 歴史

源氏の棟梁としての立場を確立するためには

手段を選ばない頼朝

義仲を殺し次は甲斐源氏の一条忠頼 

目的を達成する為にはなりふり構わない冷徹

な頼朝です

実の弟達も例外ではありません

義経も活躍すればするほど粛清される側にな

るのです。 

御家人達は、いつ自分が粛正されるか分から

ない緊張感の中で生きているのです 

そういう状態が長く続く筈がありませんよね。 

頼朝は落馬した怪我がもとで亡くなったと言

われていますが、おそらく暗殺だったと個人

的には思っています 

鎌倉殿を挿げ替えれば、そんな世の中を変え

る事が出来ると思った人物がいても不思議有

りません

人物達かも知れませんが…

 

遂に頼朝は義高の処断を義時に命じましたね 

許婚とは形だけのものとはいえ、11歳の若者

の首を刎ねなければいけないのですから過酷

な命令です 

義時が変わったとすれば、おそらく、この事

件が分岐点だったような気がします 

義高を討った藤内光澄にしても、本来、大手

柄と言われても良い筈なのに処刑されてしま

うとは… 

理不尽にも程があります

「怖い所だ、この鎌倉は。」工藤佑経の囁い

た一言が、創成期の鎌倉を言い得ているのか

も知れません 

 

ところで 

工藤佑経が二人の子供に石を投げつけられて

いましたね 

おそらく、石を投げつけたのは曽我兄弟。 

後の仇討ちを醸し出していましたね。 

ドラマではそこまで描かれないとは思いますが… 

もう一つ… 

一の谷の戦いで有名な敦盛の話がスルーされま

したね 

物語の展開が速いので仕方ありませんが、個人

的には少し残念。 

平家の公達・平敦盛を討った熊谷直実ですが、

自分の息子と同じ様な年齢の敦盛を最初は逃が

そうとしたのです。

平家の名を汚すまいと名前も明かさず打ち取ら

れた敦盛 

直実には分かっていたのです 

その後、直実は無常を感じ出家したといわれて

います。 

「人間五十年、化天のうちを比べれば、夢幻の

如くなり。一度生を受け、滅せぬもののあるべ

きか。」 

合掌。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする