函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

麒麟がくる、竹千代奪還作戦!!

2020-03-23 | 歴史

今川と織田の戦いが再燃しましたね。
織田方の最前線・安祥城を任されていた信広でしたが、捕虜となってしまいます 
今川から竹千代と信広との人質交換を提案されましたが、信秀なら拒否するのか

と思いきやあっさりと 応じてしまいます 
この時点で竹千代と信広を比べると、織田家にとっては竹千代を今川に渡さない

方がはるかに益があります。 
若い頃の信秀だったら間違いなく拒否していたでしょうね。 
人間、死が近づくと人が変わる様です 
 
人質交換によって三河が完全に今川方になるのを最も恐れているのが道三 
尾張の動静を探るため三度目の尾張偵察の命令が光秀に下されます。 
と言う事で尾張に潜入する光秀ですが、何故か?またまた菊丸と遭遇 
光秀の行く所には必ず菊丸が居るのです 
光秀の家来といってもいいですね。 
 
ところで 
信長 の兄・信広ですが、母親が身分の低い女性だったので長男でも家督

を継ぐ事が出来ませんでした 
信広にも多少の憤りがあったでしょうね 
信秀から三河との最前線にある安祥城を任せられるくらいですから、武将

としての資質もあった筈です
そんな信広が城を枕に討ち死にしなかったのは何故でしょうか? 
裏では義元と軍師・雪斎による竹千代奪還作戦があった様です。 
父亡き後、松平の当主となりえるのは竹千代しかしません。 
初めから信広を生け捕りにして竹千代との人質交換を狙っていたのです 
作戦はまんまと成功 
今川の思う壺です。 
信長の言っている様に信広を見捨てて竹千代を松平の当主にすれば三河

は織田家の属国となっていたかも知れません 
何れにしても、今川と織田に挟まれている松平は、この時点では自分の

意志だけでは動く事が出来ない状態ですね 
そこから六十有余年掛けて天下統一を成し遂げる竹千代ですが、翻弄さ

れ続けた幼少時代の 経験が糧となったのは間違いなさそうです

 

 

コメント
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