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literature

2015年12月05日 | テイルズフロムオーストラリア



おはようございます


長旅にあって
やっとこさ宿にありつけた

このベッドはやけに中央部分が窪んでおり
寝心地はイマイチのようだ
スプリングベッドのスプリング
その真ん中が劣化によって凹んでいる

がしかし
望み通りの宿を得た若い自分には
そんなことはたいして問題ではない

インターネットがあって
個室であって
家賃が安ければ
若い自分にはもうたくさんな条件だからだ

ベッド並びにやや高めで長方形のテーブルが提供されており
見合うくらいの椅子も備えられている
いわゆるデスクが完備されている
自分は有無も言わず我がノートパソコンをその上に設置して
近場の電化製品売り場でスピーカーを買ってデスク作業に打ち込んだ

そのデスクがもうほとんど間違いないレベルで
オージー家庭の食卓用で
スピーカーにパソコンにDVDドックにDVD焼き機に
置いたところで余裕のスペースがあるくらいに長方形だった

今はもうどうか知らないが
当時はファイル⚪︎ソフトが最先端で
簡単に映画でも音楽でも鑑賞できていた時代だった
んだ

やっとこさ環境にありついた時は
オージーでいう小春日和だった

窪んだベッドで目をさますと
やや右上に小窓がある
一面コンクリートの中に
君だけはという感じで小窓がある
日本のように二枚板で開き戸ではなく
一枚岩の上下オープンスタイル

日本とは気候が違うのはもちろんで
なんにしても暑い季節でなければ
換気してて当たり前的な感じを個人的に感じてたので
風は通しっ放しで
よかったのか悪かったのかは未だにわからない
むしろなんというか
部屋というか建物自体に密閉性のかけらも感じない
それが先立ってたから
その唯一の小窓の開封にも関心が持てなかった
ということだろう
風邪は引いたけど
異国風邪にかかるのはいわゆるその免疫のように思えてて
結果的にはそれ以降もたくましくいられたのだから
結果オーライなのだ

経験のない人にはわからないだろうが
長旅において
当分の宿をセルフで探し当てるのは大変な苦労であって
ましてや初めてのことであればなおさらなのです
なにかとてつもなく大きな仕事をやり遂げたような気持ち
余裕があればなおさらで
自分はほとんど放心状態にあったのでした

周りの人たちは余裕がないのか
もしくは経験豊富なのか
知りませんが
やたらとアクティブに活動してました

ぶっちゃけまだ全然余裕があった自分は
とりあえずブログだので
ゴルフ教本だので
のちにプレステ2三昧で
のんびりやってました
無論限界も承知で
それが本当に半年やってられました

ケロロ軍曹もモンスターも
桜坂消防隊も
nbalive2005も三国無双も
バイオハザード4も
コンプしました
半年あれば

そこは
その地でも珍しいマンションスタイル
オージーでいう
いわゆるフラット
3階建てで
そこはいわゆる角部屋でした
あんま意味ないけど

部屋を出ます
すると
すぐ隣にオーナーの香港留学生の部屋があります
大きなダブルサイズのベッドの横に
高価そうなパソコンとディスプレイ
無論
スプリングはピンピン
間借りの自分には大抵どんなことでも同じにしか思えません
一度だけ横にならせてもらったけど
まあベッドです

そのすぐ向かいは
いわゆるバスルームです
すぐ右に洗濯機
左手に欧米式のバスタブ
左奥にトイレ(個別)
バスタブにシャワーがあって、ビニールカーテンで仕切られてる

オージーでは水が高い
というのは到着直後から叩き込まれていたので
なんかこう
いかに風呂の時間を減らすかみたいな努力はしてました

ただ
日本みたいに背中をこするためのバスタオリーなのが一切存在してなくてですね
渡豪してくる親に頼んだものです
日本のあの身体こするやつ持ってきてって

洗濯機の上に大きな鏡があって
日に日に汚くなる背中を見ていたものでした

平べったくて浅いバスタブが標準なようでした
たまーに一杯お湯ためて使ったりしました
罪悪感と共に


そしたら
リビングがあります
まあ
何にしても
日本とは比べない
大きさです
やたらでかいリビングにはソファと
食卓だけがあって
中窓が一つ

隔てて
キッチンがある
冷蔵庫とキッチン、流し台
流し台にある窓ガラスから
フラットの中庭が見える
子供達がオージーフットボールで遊んでる
まあ
普通のキッチンだけど
トースター
いわゆるトースターが標準装備されてる

キッチンとバスルーム以外は
いわゆるクロス貼りの絨毯


それから
エントランスがある
まず網戸があって
扉がある
クロス貼りの絨毯までは土足OK
クロス以降は土禁
全然欧米じゃなかった
のがコモンだったと思う
欧米は欧米でも
本格的に欧米じゃないと
靴履いたまま家の中を歩き回ったりしないんだよ
多分

日本でいう3LDK
かな

出たらすぐに階段
脇に灰皿置いてて
溜まり場的な存在
一度火の不始末でガラスの灰皿がバキッて割れた

俺がオージーの芝生はどこも綺麗とか
手入れが行き届いてるみたいに言ってたからか知らないけど
ボッサボサのオーナーが突如
伸び放題の中庭を芝刈り出して
朝方にスプリンクルしたりし出して
クッソ寒い明け方がなおのこと寒くなってたりして
たのはココだけの話で
ほんとに寒かった

やめてくれとも思ったけど


そんな風景で
ブログを書いていた11年前だった

文学的なアプローチしてみようと思って

literature
っていうのは
着いてすぐに向こうの小説を読みたくて本屋に行ったら
novel
コーナーがえらい小さくて
んなはずねえと思ってて
でもほとんどが
literature
コーナーで
あとあと思えば
なるほど日本でいう小説コーナーとかは文学になるのがほとんどで
向こうでも大抵は文学で区別されてるんだなと

今回は
じゃあ文学的な感じでやろうとしたんだけど
まあ無理でした




バイチャ
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