80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

自由形の山用電車

2022-07-14 02:58:22 | 自由形
213系5000番台へ床下機器を供出するためにわざわざ買ったアクラスの205系。本家213系が完成するまでは手を付けないつもりでいましたが、屋根まわりでちょっと悶々とし始めたので気分転換のつもりで手を付けてしまいました。ああ、また怠惰な流れだ・・・

モハ204・205の中間車セットなのでこのままだとたいしたモノはできません。毒を食らわば皿まで。以前ちょっと冗談で出したこの恐ろしい電車を実際に作ってみましょう♪



折り畳んだ図面と同じく中間のドア2組を除去。このうちの1組をさらにカットして乗務員室を作ります。なかなか好ましい16m級の2扉車ができました。扉間のユニット窓が3組しか取れないので南海2000系のよう。



前面は別売パーツの「メルヘン顔」にしました。台車は手持ちのTS807でいかにも東急車両で造ってそうなテイでいきます。床下には自然通風式抵抗器をデーン!M-M'ユニットの設定で狭い床下を機器でぎっしり埋めてやりましょう。かくして自由形山用電車「メルヘンズーム」爆誕!笑
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213系5000番代の製作(7)

2022-07-11 01:13:28 | 中央東線周辺
この週末、仕事の仕込みと息抜きを兼ねて松本へ行ってきました。急に思い立ったので新宿7:00発の「あずさ1号」は満席で7:30発の「あずさ3号」に乗車しましたが、大月で「富士回遊3号」を切り離すのと「急行アルプス」か!ってくらい停まるので、松本に着くころには1時間近く差がついてしまいます。まーそれでもE353の旅は快適ですね。



着いてすぐに松本城のまわりを歩き回ったので汗だく。中心から少し外れたところに建つ「しづか」という店が気になったので入ってみました。



大箱ながら大変風情のある店内です。



結果、普通に昼食を食べるはずが「まずは一杯」となってしまいました。信州サーモンのお刺身がたいへん美味。このあとざるそばをいただき店を後にしましたが、おでんが名物とのことなので、ぜひ秋冬に再訪しようと固く誓った次第。




さて、そんなわけでこの週末も213系が進みませんでしたが、そもそも最近ちょっとしたスランプに陥っています。
原因はこのステンレス車特有の屋根端にあるランボード。E127系100番台やキハ120でも決定打がなくやっつけで作ってしまったのですが、今回もやはりモヤモヤしていて手が動きません。。



要はこんな感じの120°ぐらいに開いた不等辺アングルがあるといいのですが紙で自製するとなかなか難しい。開き具合もそうですが、屋根上面との接続部をツライチにするには薄紙を使わざるを得ず、こんなヘナヘナなものしかできません。



しかたないので水平部分のみ薄紙(カレンダーの紙)として、斜めの部分はt0.5のスノーマット紙で作る2ピース構成にしました。これは水平部分のパーツを裏から見たもので、3mm幅に切った薄紙の端から0.5mmあけた位置に1mm幅の紙を貼ってノリシロとしたものです。



この薄紙を、上面が水平になるように注意しながら、ケガキ線に沿って瞬着で屋根の両端に貼ります。



そして空いているところに幅約1.2mmの紙を斜めに貼り込みます。この細帯パーツは接着面が屋根カーブに馴染むよう、カッターの刃を思いっきり倒して切断面が斜めになるように切っています。



治具でも使えばいいのでしょうが、肌感覚で貼っているのでヘロヘロ感満載。。汗



ということで今回も決定打が出ませんでした。しゃーない。またパテ&研磨の鬼となるかぁ~。


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213系5000番代の製作(6)

2022-07-03 20:16:42 | 中央東線周辺
クハ212(右側)の組み立てが終わり2両ともぶじ箱になりました。前面は塗装後に合体します。



補強のため屋根裏には厚手の#400スノーマット紙が貼り重ねてあります。



続いて屋根上のビードを表現しますが、側面よりも太くゴツいので、鉄筆押出しではなくシール紙による表現を試みました。結果が良ければE233系やスイスの客車へ採用したいと思います。まずはPCで描いたビードをシール紙にプリント。



ビードが1本ずつバラバラにならない程度に浅く切り込みを入れたのち、必要な大きさにカットして貼り込みます。



しっかり圧着したら切り込みに沿ってカッターを走らせ完全に切断します。溝がガイドになるので定規を当てなくても大丈夫です。なるべく刃を寝かせて切るのがコツ。



ビードの間の紙を剥がします。



根気のいる作業ですがなんとか出来上がりました。でもこれ10両分やるのはかなりハードかも・・・。



気温が高く糊がユルユルのため、早々に濃い目のサーフェーサーを塗って保護しておきます。まずまずの雰囲気が出てると思いますが如何でしょうか。E233系はこのままいけそうですね。スイスの客車はもう一段厚手のシールの方がよさそう。



コメント (2)
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