80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

クハ76を偶数向きに

2013-02-11 01:47:12 | 中央東線方面
こんばんは。

愛用のアクリル三角定規がへたってきたので新しく買い換えました。
カッターと三角定規はペーパーモデラーの命。いつもベストコンディションで使いたいですね。
といってもそんなにお高いものじゃありません。学童用と本格製図用の中間くらいので、2枚組450円程度のものです。



新しくなった三角定規で切り抜くのは山スカクハ76・・・なのですが、昨日の投稿の一連のコメントにあるとおり全金車のクハ79923に目がくらみ、急きょこれを編成に入れることにした結果クハ76は偶数向き(甲府向き)にしなければならなくなりました。
クハ76は奇数と偶数とではトイレの位置が違います。既に奇数向きとしてこのように窓抜きしていたのでどうするか・・・



簡単なのは単純にこうやって側板を裏返しちゃえば偶数車に早変わり!
のはずなのですが、メクレの関係とか、意識した訳ではないけど刃が斜めに入って断面がテーパー状になってるとか諸々あって、どうも安易に裏返すだけでは具合が悪そう。。
(変なケガキ線はプリントミスした方を裏にしてるからで、お気になさらず(^^; )



そこで、ちょっと中途半端な方法ですが、3枚目のドアの後ろで切断してトイレ部分だけ入れ換えることにしました。



かくしてクハ76は西を向くことになりました。



実はこの方がウチのレイアウトには向いてるんですよねー。
なぜかというと、この初鹿野ライクな崖っぷち区間は内回り線にしかないので、このアングルで山スカの雄姿を眺めるにはクハ76がこっち、すなわち甲府方向を向いてた方が都合がよいわけです。
それにしても顔だけ向かってくると不気味・・・。クル76かいな?(^^; 早く車体をこしらえてやらねば。。




よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

買い物くらいしか・・・

2013-02-09 15:01:27 | 中央東線方面
こんにちは。

先月下旬から仕事が繁忙期に入ってきて、なかなかテツモに時間が割けません。
できるのはせいぜいお買いもの程度。。

レイアウトの着色用にアクリル絵具を少し買いました。絵とか描かないので買ったのは初めてなのですが、水で希釈できて乾くと水に溶けないって、いわゆる水性アクリル塗料みたいなもんですかね??



あとはこっそりと山用品も少々・・・

ってべつに登山に行くわけじゃないですよ(^^;
山スカ・山ゲタ用のTR48ですね。クハ76と79向けに2両分。
日光のを買おうとしたら品切れでエンドウ製になりました。
久々に手に取るWB=31mmの台車。でかいわぁ。。



なんと最近のエンドウ製はピボット台車でもMPボルスターなんですね。。
あのセンターピンの構造がどうもいまだに馴染めないのと、木製床との相性もあるので、普通の段付きセンターピンに合わせてネジ穴をグリグリしちゃおうかなーと思ってます。



まあお買いもの程度と言いつつ、車体の方もこんな感じで作業しつつはあるのですが。
クハ76用とモハ72用の2両分の型紙を作ってプリントしました。



このほか「三枚下ろし状態」で発見されたヤツをモハ71に、「とれいん」の型紙をクハ79に充当してこの編成あたりを目指しましょう♪
甲府← ゲタ79400代-スカ71-ゲタ72850代-スカ76 →高尾

残された写真を見るとあまりゲタとスカを交互に組み込んだ編成はないのですが、トイレ付のクハ76さえ押さえればあとはナンデモアリ・・・でいいすよね?


湘南顔と合わせてみる。ほほー(^_^)




よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なるほど、これが湘南顔でスカ

2013-02-03 15:17:28 | 中央東線方面
こんにちは。

なんとなく山スカに興味がわいてきたので、モノは試しと、昨日の記事の最後に載せた湘南顔の型紙を組んでみました。
「とれいん」誌2010年7月号の付録ですね。

型紙の大部分は1/45の前面展開図が占拠していて、1/80の図面は端っこに「おまけ」として申し訳なさそうに印刷されています。一応スキャナで画像データを保存したのち、型紙から1両分だけ切り取りました。



初期型の木枠窓もいいのですが、型紙にはせっかくHゴム窓がくっきりと描かれているのでそれに従うことにして、シールプリント紙からHゴムの外形寸法に合わせて貼り重ね用の紙を切り出します。



印刷してある折り曲げ用のスジの位置を測り、裏面にケガき直します。裏に印刷してあれば楽ですが、表裏ぴったり位置を合わせるのは難しいんでしょうね。



外形線に沿って切り取り、窓にはHゴム表現用のシールを貼ります。
この型紙の特徴は、先端の鼻筋の部分で左右を突き合わせる設計となっていることです。湘南顔の命ともいえるピシッと通った鼻筋を表現するにはこの方法が一番という、設計者のこだわりが伝わってくるようです。



左右を突き合わせる時のノリしろと補強を兼ねた内貼りを切り出します。もちろん中央にカッターでスジを入れて山折りにしておきます。窓柱用には幅2mm弱の帯の中央にカッターを入れて「ヘ」の字に曲げたものを用意します。
本体の方は窓をくり抜き、車体との接続するときのノリしろとなる乗務員ドアを貼ってあります。



内貼りで左右を継ぎ合わせ、後退角出しを兼ねた補強板を貼ります。この補強板、1/80の図面はなかったので、1/45の図面の中央付近を切り取って作りました。3×3ヒノキ材を下に貼り、指で挟んでもクシャッといかないようにしました。
まだHゴム窓は外に向かって大きく開け放たれています。。(^^;



補強材の接着剤が乾いたらHゴム窓をゆっくり「閉じて」いきます。これで左側を閉じれば、上下左右4つの面が織りなす美しい十文字線が現れるはず。



ということで無事、湘南顔が完成しました。各部の合いは抜群で、設計精度の高さには目を見張るものがあります。
くだんの「とれいん」には「湘南顔はタレ目じゃない!」と題してこの型紙を使った製作記事が載っているのですが、実際に組み立ててみて初めて「湘南顔」の不思議さとデザインの面白さが理解できました。
あと難関はオデコの仕上げで、スパッと切り落としてアガチス材に置き換えたいところですが、ここも苦労して展開図を作られた設計者に敬意を表する意味で型紙のまま整形していきたいと思います。



よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電車が恋しくなってきた

2013-02-02 15:53:44 | レイアウト
こんにちは。
今日は暖かいというか、暑いですね。
家の中に居る分には腕まくりして丁度いいくらいです。

さーて、右側の山にとりかかった初鹿野セクションですが、ロックシェッドの出現でもはや初鹿野以外のイメージの方が多数派になってしまいました。

こちらにも「プラダンボール」製の背景板を立てたのですが、何度作ってもカチカチ山になってしまうので困りました。右端に稜線を厚紙で修正した部分が見えるかと...(^^;
ロックシェッドがあるくらいですから、こちらは左の山より高く急峻にしなければなりません。床面からの標高は約40センチになりました。



ここだけアップにするとコンクリート構造物だらけで味気ないですね。はやく山肌を仕上げて植林しなければ...



現時点の初鹿野セクションの全景です。定尺板を縦真っ二つに切ったので長さは182センチもあります。山が出現しボリュームアップしてきた今となっては2分割にしておけばよかったかなとちょっぴり後悔。
素材には注意して作っているので重さはさほどではないのですが、ちょっと部屋の隅に立てかけて、というわけにいかなくなってきました。なにせNゲージだったら、これ1枚で立派なレイアウトになりますから。。(^^;



さて、腰をかがめてのバラスト撒きの日々もそろそろ倦怠期。なんだか電車が恋しくなってきました。
初鹿野セクションを作りながらいつも脳裏に浮かんでいたのがこんな風景です。

(出典:「鉄道青春時代-中央線」/撮影:久保 敏氏)


わが「ひらき」BOXを漁ってみるとありました。モハ70だか71だかの三枚おろし♪



一部の窓にペーパーキットから転用したと思われるプレスボード製の窓桟が貼ってありますが、これを取られたキットはどうなったのやら??



こんな型紙もありますゆえ、山スカ・山ゲタ4連なんて浮気ネタを考えて、またお尻がモゾモゾ...(^^;



よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トンネルばかりじゃつまらない

2013-02-01 02:43:35 | レイアウト
こんばんは。

ちょっとペース落ち気味ですが、ボチボチと初鹿野セクションをいじっています。

向かって左側の山はガーダー橋や石垣の下も含めて新聞紙を貼り込んで山肌ができました。予定ではこの上にプラスタークロスを貼るつもりなのですが、どのみち木を植えてしまうのでこのままでもいいかなーと思ったりしています。ただ強度がなくてペコペコなところが多々あるので、補強のためには貼った方がいいかも知れません。



この山を見ていて思ったのですが、中央の川を挟んだ右側、すなわち下の写真のところにもほぼ同じ大きさの山ができることになるんですね。しかもこちらは内・外回り両方ともトンネルに入るのでかなりのボリュームになることが予想されます。
これはちょっと風景的に重たいばかりでなく、植える木の数もハンパじゃなさそう・・・



そこで、見た目の変化と植林面積を少しでも減らす意味で、内回りのトンネルの一部をロックシェッドにすることにしました。


まず、すでに路盤に接着してあった内回り線の石積みトンネルポータルの一つを剥ぎ取り、トンネルの長さを3分の2くらいに縮めました。



ロックシェッドは鉄骨組みの方が見ため的にはインパクトがあって面白いのですが、アングル材などを組むのは結構手間なので、厚紙からすぐに作れるコンクリート製としました。ただ、側面はこんな“めがね形”のデザインにして変化をつけています。



ところがよく考えてみれば、こんなに穴をあけたらコンクリートの厚みを表現しないと、薄っぺらいおかしな構造物になってしまいます。トンネルポータルの裏側にトンネル内壁をつけてやるのと同じ理屈ですな。。
そこで仕方なく、穴の一個一個にU字形の「壁」をつくり・・・



そして内壁の方にも同じくU字形の穴をあけて組み立てます。内壁は表から見えやすい入口近く、穴3個分のところまでとしました。



こんな感じでトンネルポータルの前にじか付けする予定です。右側には外回り線のトンネルポータルが接近しているので、地形が不自然にならないようにしてやる必要があります。



側面の穴から走る列車の足元が見えます。全部トンネルで隠してしまうよりいいでしょ?(^_^)



内側から覗くとこんな感じになりますが、内壁のU字の位置が微妙にずれてしまったのが痛いところ。こうして接写するとボサボサが目立つので、ふだんストラクチャー類はあまり目止めとか下地処理とかしない方針なのですが、これはパテ盛りしてちゃんとコンクリート構造物らしいエッジを出す必要がありそうです。



よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする