80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

レッドベアの製作4(車体の組み立て)

2014-09-28 00:18:59 | 北海道方面
こんばんは。
本日2度目の投稿です。

今のところこの模型、ネットで拾ってきたイラストや写真、そして鉄道ピクトリアル1992年6月号に掲載された901号試作機の三面図だけを頼りに作ってます。
自分で撮った写真もないわけではないのですが、今年の春に北海道へ出張したときに南千歳駅で撮ったこの102号機の2枚だけで、しかも隣のホームを通過していくショットとあってはとても模型作りの参考にはなりません。実車を気にしない分、かなりスピーディーにコトが運んでいます。ただし今のところは、ですが(^^;




側板の貼り合わせができたので、仕切板と天井板で車体を箱状に組み立てていきます。仕切板は4枚。前後の乗務員室仕切と中間の機器室内仕切各2枚ずつです。機器室内の2枚はなくても問題ないのですが、モーターが台車マウントで室内に余裕があるので補強のために追加しました。乗務員室用仕切は、その台車モーターとギヤが床上にはみ出すため下部を切り欠いてあります。



ここで、あらかじめ曲げ癖をつけておいた側板上部を本格的に曲げます。三角定規を2枚使いグイッと...
実はこの屋根肩部の傾斜ですが、どこにもデータがなかったので、感覚的に45°であろうと勝手に推測しました。EH500やEH200なんかと同じだろうとは思うのですが・・・



紙が硬くてすぐに戻ってきてしまうため、少しきつめに曲げておきます。



次いで4枚の仕切板を片方の側板に接着。あらかじめ天地方向にヒノキ材が貼ってあるため、これをノリシロにして、しっかり貼り合わせます。



そしてもう片方の側板を接着すれば車体組み立ての第一段階はクリア。
仕切板の精度にこだわった甲斐あって車体の歪みはゼロでした!



これは妻板ではありません。前頭部のカーブ出しをするための自家製定規です。t0.5プラ板でサクッと作りました(^^;



このクルマは屋根板を使わず、上下2枚の天井板で下屋根を形成し、その上に丸いドーム状の機器カバーを載せる形になります。
まず、ペーパーを2枚を貼り合わせた下屋根を、接着剤をつけずにスライド・イン。ちなみに前後の穴はヘッドライト配線用です。



中央部を瞬着で仮止めしたのち、爪楊枝の先でボンドを側板と天井板の間に送り込み、重石をして乾燥を待ちます。
これが下天井板がついた状態の車体です。



両肩の45°を出すためにヒノキの三角棒を使います。4×4mmがちょうどいいのですが、ホームセンターでは入手できないため、レイアウト用に買ってあった6×6mmの一部を削って使うことにしました。左が削った状態、右が削る前の状態です。



屋根肩部を三角棒にボンドで接着しますが、相変わらず紙のコシが強く、輪ゴムで巻いた程度で浮き上がってすき間ができてしまうことがわかったので、仕方なく、5cm程度ずつ手で強く押さえながら接着していくことにしました。速乾性ボンドはこういう時に役に立ちます。



前面がまだついていませんが、めでたく箱状になりました。これで第二の難関もクリア。残るヤマは前面と上天井板の取り付けですが、前面は展開図を描かず、あっと驚く方法で作ろうと思ってます(^^)v



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