佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

大阪府内水面漁場管理委員会委員協議会その2

2010-02-21 19:03:03 | 釣り界の歴史
カワウについて、続き

11月に、この委員会の会長と大阪府の小原氏が山梨県のカワウ対策について聞いてこられました、その報告によりますと。

山梨県ではその繁殖地を先ず押さえ込んでいるとの事。そして、その成果として800羽いたのが300羽に減ったとのことです。

ひとつの方法として役所の職員が木に登って卵を石膏で作った卵と入れかえる事によって、卵を産むことを減らすという。これはこの鳥の習性として卵がなくなるとすぐにまた産むので、偽卵を抱かせることによって卵を産むのを止めさせるのです。卵の羽化は30日ぐらいとのこと。

大阪における生態の調査

代表的なコロニーは、

茨木カントリー最大個体数は140匹
山田池(枚方市      172匹
樋野ケ池 (松原上田)  525匹
大津池(堺市)      437匹

ねぐらとしては

夢洲最大個体数 2832匹
大和川河口   495匹
七ツ池     898匹
新池      1220匹

平成22年カワウ生息調査結果

淀川(豊里大橋~長柄橋)・819羽、樋野ケ池・180、大津池・166、平林134
岸和田箱谷池・92、七ツ池・78、柏原(大和川)・68、泉大津埋立・60
北港南地区・59、樫井川河口・52、神崎川・51、山田池・46、ちきりアイランド・42、大和川(国豊橋~河内橋)・41、招堤新大池・40、大鳥池・40
近木川河口・32、狭山池・32、堺泉北港北・30
小計2062羽

カワウと外来魚については一度に書ききれませんので、また書きます。
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大阪府内水面漁場管理委員会委員協議会

2010-02-19 16:14:12 | 釣り界の歴史
2月の委員協議会が18日の午後1時30分から、大阪府公館にて行われました。

今日はこの会議が終わり次第、大阪市の港湾釣り禁止に伴う会議が3時30分からあって、せわしないことです。

今日の議題は
1)今年度の大阪府内のカワウの状況について
2)その他となっています。

先ずそのカワウのことについて農林水産課のイシイ氏から話を聞きました。
カワウについては前にも書いていますが、憎たらしいぐらい賢い鳥だそうです。皆さんはカワウといってもどんな鳥かなぁという人のほうが多いでしょう。大きな池の端や川べりや海の岸壁で沢山並んで羽を休めている黒くて大きな鳥を見たことがあるでしょう。

ハネを広げると80センチもあります。そして、この鳥のいるところにはサギもついて来ているといいます。サギは長い足で川の中などによく立っているのでご存知でしょう。

サギがなぜカワウのそばにいるかというと、カワウというのはお腹がいっぱいになったら吐くのでそれをサギが食べるのだそうです。おこぼれ頂戴で待っているのだとの事。

こいつは空を60キロぐらいの速さで飛び、その飛行距離は10㌔か500㌔が日常的な行動範囲といわれています。調査によると二泊三日で霞ヶ浦と浜名湖を往復したという例もあるそうです。

そして大体が個人猟であるが、団体で猟をすることもあるとのこと。そして魚種を選り好みしせず手当たり次第に捕まえやすい魚を捕る。こいつのたちの悪いのは、海水、淡水どちらでも、潜っていくという点です。

その上、大食家で1日に300g~500gものエサを食べます。換算すれば、稚アユ20匹、フナ2~3匹、ブラックバス1匹程度食べるのでする。そして食べ過ぎて飛べないようなら吐くという。

この鳥の賢さは、マス釣りの川などで襲われたらかなわないからと両側に高いネットを張り上部にもネットを張って、釣人が来たときだけネットをはずして釣りをしてもらうということをしているが、それでもその場に人がいないときは水中を潜って入ってくるという賢さです。

芥川の奥氏に聞くと、上空にカワウが舞ってる時に花火を打ち上げるのだそうですが、すぐに馴れて花火の届かないところを回っているという。この賢さには手を焼くというし、カカシなんかはすぐに見破られるというのでお手上げですといっていました。

そして猟銃で撃ってもらうと分散してしまい、アチコチにコロニーを形成するというので最近は空気銃で1匹づつ退治するということです。何か良い方法は無いですかといわれた。

繁殖能力はそれほど高くのですが、水面に面した森林に、ねぐら・コロニーを形成し、大きいものだと1万羽を越すという。

1971年には全国で3000羽まで減少したが1990年代から急増したとのことです。2007年には狩猟鳥獣に指定されております。
この続きはまた書きます。
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日刊スポーツ新聞西日本親睦パーテイー

2010-02-18 21:40:07 | 釣り界の歴史

2月17日、日刊スポーツ新聞西日本主催の「日刊銀鱗倶楽部、魚拓大会年間優秀賞表彰式&親睦パーテイー」が大阪リーガロイヤルホテル、山楽の間にて午前11時半から行われました。

山楽の間を仕切っての表彰式会場には大勢の表彰者の方や各地からの渡船屋さんもこられて大賑わいでした。

表彰された大物を一部書き出してみますと、イシダイ70センチ、コロダイ90センチにグレの60.2センチ、チヌの63センチ、イサキの54.3センチ、メバルの36.5センチなどが出ており、とても私らが届かない寸法でした。

その後、隣で親睦パーテイが行われました。おえらい方の挨拶の後好例の鏡割りがあり、続いて、がまかつの下井課長の乾杯に続き歓談が始まり、平岡千佳さんという可愛い歌手が歌謡ショーで盛り上げてくれました。

私らもお邪魔虫で賑わいに寄せていただき、美味しいものを沢山頂きました。帰りにお土産までいただきました。同行したメンバーは美味しいお酒まで瓶ごともらって帰ってました、ナントマァー?

今年も各地で大会とセミナーが行われます、問い合わせは銀鱗倶楽部まで電話は、06-7632-7760です。

 

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ニュージーランド釣行紀その2 1997年9月 

2010-02-16 18:59:57 | 釣り
ケリケリ空港には現地時間のPM7時に到着。空港まで出迎えに来てくれた、明日からの私たちの釣り案内人、ビル・ホへパ夫妻の車の後を、空港で借りたレンタカーで制限時速100キロという日本では考えられないスピードで一般道を走り、ワンガロアーのトラウトロッジに午後8時半に到着。実に大阪を出発してから25時間の長旅であった。

今晩から4日間このロッジにお世話になるのである。外国での初めてのロッジ、2階建てのコンクリートブロック作りで、各室ともキッチン・洗面・シャワールーム付きで、寝室はシングルとセミダブルのベッドがあり、居間には大きなソフアー兼ベッド。2人部屋としては十分にくつろげる。

食事はロッジの食堂で用意してくれる(1泊2食で6千円位)。本来、今日はどこか町のレストランで晩ご飯の予定だったが、時間が遅くレストランが閉まっていたので、ロッジに無理を言って食事を用意してもらった。

トーストにベーコン、スクランブルエッグ・コーヒーと牛乳に果物。このニュージーランドでの初夕食としてはお粗末だったが、急な事で仕方が無い。

ロッジの経営者は、気の良いご夫婦で、定年退職後を楽しく過ごす事を目的に経営されておられるとのことで、心地よく私たちを迎えてくれ歓待していただいた。

各室2名ずつに分かれて荷物を運び込んだ後、明日からの釣りの準備をする。今回のメンバーは、大阪のゼネコン、タット建設会長の六車氏、関連会社の川口氏、釣の友社のかせ谷氏と対馬の中村氏夫妻と私の6人である。うまく2名づつに分室できた。

翌日、7時に起床。日本での磯釣りといえば朝5時集合というのに、このニュージランドでは、ヒラマサが回ってくるのが夕方の潮ということで、それまでの釣りである。マダイやカウワイの類はいつでも釣れるために朝もゆっくりで良いとの事。

食事はトースト、コーンフレーク、ベーゴンエッグ、コーヒーと多彩なメニューだが、あまりパン食が馴れてない私には食べにくいものである。

案内人のビル夫妻とレンタカーに分乗して船着場まで行き、ビル氏の車に索引されて、オークランドから運んできたクルーザーを海面に降ろし、道具を積み込んでの出発となった。

初日はまず小手調べということで、タイを釣る事になり、対馬のようにとはいかないまでも入り込んだ湾の奥に、ビル氏はクルーザーを止め、積み込んだ釣り具を降ろすことにした。

なにせ、小型のクルーザーの先端に小さなタイヤが1個ついているだけなので、先端に1人が乗り、フロントの小さなクグリガラスを開けて、そこから荷物を磯に居る1人にてわたすのだが、別に1人が船の舳先を押さえてなければならないし、日本の渡船のように簡単にはいかない。

その荷下ろしをじっと見ている動物がいた。ヤギである。船が着いたときは逃げたものの害を加えないと分かったので山を降りてきたのであろう。日本の山と違い高い木が1本も無い草原が盛り上がっているような山である。

この緑の中に転々と白いヤギの群れが見えるのどかな釣り場である。一応は岩場であるが、小さな湾の左前方200mぐらいのところは砂浜で、その手前からやや浅い感じがする釣り場である。

こんな所で本当にマダイが釣れるのだろうか?。日本でマダイといえば深いところにいるのに、こんな入江の奥でと不安になったが、案内人のビルは大丈夫と太鼓判を押すので、多少不安はあるが仕掛け作りを始めた。

竿は新品のマミヤオーピーの中通し竿で、リールはアブのスピニングリール、道糸はゴーセンの5号、ハリはがまかつヒラマサ針11号。エサはイワシの冷凍を1匹かけのぶっこみ仕掛けである。
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ニュージーランド釣行紀その1 1997年9月

2010-02-15 18:57:13 | 釣り
テレビや雑誌で見聞きはしていたのだが、まだ行ったこともないニュージーランドに磯釣り師としては一度は挑戦してみたく、大ヒラマサ狙いを実行することになった。

9月21日、PM7時20分、関西空港発、オーストラリアのブリスベーン経由で南島のクライストチャーからオークランドに飛び現地時間の3時に着いた。

日本とニュージーランドとの時間差は約3時間ある為に、実に17時間もの長旅であった。

このオークランドには約100万人が住んでいるそうですが、ここからケリケリまで15人乗りの飛行機で40分ほどかかるが、出発まで3時間ほどあるために市内見物に出かけた。

案内は今回の釣りをサポートしていただく米井氏で、この地に移住して20年になるという。チーフである中村氏とは最近もテレビの取材で一緒だったという。知人なので全員が気安くものが言える人でもある。

彼がワンボックスタクシーを頼んでくれて金額も交渉してくれての出発である。なにせ他国での金銭勘定はややこしい上に、チップが入ってくるので何かいつも損をした気分になる。

この国の先祖はマオリとのことで、その後イギリスの植民地となり現在に至っている。ニュージーランドの全人口は340万人位で、首都のウエリントンで30万人というから、ここオ-クランドの方が遙かに多いのである。

米井氏の案内で、ニュージーランド初代市長のローガンキャンベル郷の墓を見に行ったが、広大な公園の中ほどに小高い丘があり、その頂上に塔がそびえ立っている。それが墓であり、その眺めは私の文筆では表すことができない。

続いて博物館を見学に行ったが、この館たるや日本と比べると問題にならないくらいの規模で、大昔のクリ船から、メッサーシュミットを復元した物から日本の武具まで、過去から現在までのいろいろな世界各国の物を展示している。監視の人はおらず、時々見回りの人が来るだけで、見学者にはいたずらをするような不届き者はいないと言う考えだ。

この博物館をじっくりと見て回ると1日はかかると思われる。続きはまた書きます。

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昨日は中学時代の仲間とマージャンの日。昼からいつものメンバーです。
大体、半ちゃん勝負を10回ぐらいやりますが、昨日は5人打でG君の1人勝ちでした。勝負事はその日の勘とツキであると思っています。

2週間後にまたやります。今度は頑張る…といってもわかりませんがどうでしょう。
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