佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

港湾施設における釣り問題/新潟県の場合/その1

2009-07-03 11:08:37 | 日々の思い
大阪湾で釣り問題を検討しているのと同じく、新潟でも昨年10月の防波堤での転落事故にかんがみ、新潟県で同じ事が検討されていました。その報告書が6月6日の新潟日報に載っていましたので、その記事から内容を写させていただきました。

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「港湾施設における釣り問題研究会」(座長・西埜章明治大法科大学院教授)は5日、第3回会合を開き、部分的な開放を検討するよう県に求める報告書をまとめた。

開放については防波堤や岸壁などの場所には触れていないで、港湾管理者の県に判断をまかせるという。その報告書を泉田裕彦知事に近く提出する予定とのこと。

内容については「今後も原則としては立ち入りの規制は継続する必要がある」としながらも「港湾施設は釣りという健全な娯楽の場を提供できる」と指摘。

そして港湾施設に支障を生じさせないこと、十分な安全対策を行うことを前提に「部分的な開放を志向することが適当」と結論づけた。

その開放に掛かる安全対策等の費用は「釣人本人の負担が基本」とした一方、観光や港湾機能の点で公共性があるために行政側も一定程度の負担をすることも検討するべきだとした。

この研究会は、昨年10月に柏崎市の柏崎港防波堤の立ち入り禁止区域で釣人ら16人が海中に転落した事故を受け県が今年2月に設置した。

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上記のことが書かれていましたので、今の大阪湾の検討と絡み合わせて参考に出きたらと思います。次は報告書の(素案)の要旨を写します。
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海上釣堀王予選/和歌山県広川「紀州」

2009-07-02 19:01:11 | 釣り
7月1日、海上釣堀王の予選が和歌山県広川の釣り堀「紀州」で行われた。参加者は48名のベテラン勢で、早くから会場の駐車場に集まっていた。

私たちサンテレビの4人は前夜、近くの湯浅にある国民宿舎湯浅城に泊まることにしていたので午前6時過ぎの到着。この国民宿舎は釣りに行く道中、遠くによく見てはいたのだが、実際に泊まるのは始めてだったので大変興味があった。

建物は中庭の周囲に各部屋を配し、天守閣らしきものもあり、外観は完全にお城を意識した民宿でした。中庭に面して廊下があり各室のドアがあるのだが、そのドアがあまりにもお粗末で、もう少し何とかならなかったのかと残念。

この湯浅城は山の上にあるので風が強いのかなと思っていたがそうではなく、朝起きて紀州の待合まで行ったところ、大変な風が海辺に吹きまくっている。これは中止になるかなと思ったが、熱心な釣り堀ファンに押されて社長の川口氏もやることにしたようだ。

場所の抽選も済ませ、選手宣誓は地元の岡田雄策さんが元気に「ガンバルゾー」と宣誓、3隻の船に分かれて出船したが強風のためにゆっくりと船を進めていって、イカダに着いた。

9時10分試合開始。今回は雨を覚悟していたが雨が降らない代わりに大変な風。風上にあるイカダの人は波が時々駆け上がってくるのでびしょ濡れになるが、そんな事は気にもせずにがんばっていた。選手の皆さんは風に竿を煽られながらも、マダイ、シマアジを釣り上げていた。

これ以上風が強くなるようならば、水宝のときのように時間を短縮しなければ仕方がないなーと話しながらも、何とか時間通りにやることができた。

今回、前半の1時間30分はマダイとシマアジの勝負だったが、見て回ったところマダイが4匹、シマアジが3匹とかの人が多く、点数でいうと14点から15点が最高で20点という方はおられない。あとは後半戦の青物の勝負かなとも思われたが、最初にやはりマダイを釣っておかないと青物だけでは勝てないようだ。

後半に入り、注目された常連の安達氏は連続5匹もハマチ、メジロを釣り上げたが、前半のマダイ、シマアジが少なく涙をのんだ。

ハマチ、メジロ勝負の感じがした後半戦だが、主計の結果を見ると順位は1点、2点の差で決まってきた。やはり釣り堀常連の方が最後は残ってくるようだ。

1位の中野穂積さんは、この近くの由良のときにも参加していたし、2位の石橋氏は名人戦の時には2位で水宝からマグロをもらっている。

結果

1位 中野穂積氏/マダイ6匹、シマアジ7匹、ハマチ3匹で29点
2位 石橋久三郎氏/マダイ5匹、シマアジ6匹、ハマチ2匹、イシガキ1匹で27点
3位 斉藤としはる氏/マダイ2匹、シマアジ5匹、ハマチ1匹、カンパチ2匹で25点
4位 戌亥としお氏/マダイ4匹、シマアジ3匹、ハマチ2匹、大カンパチ1匹で21点
5位 牧野しんじ氏/マダイ3匹、シマアジ4匹、ハマチ3匹で20点

3位の斉藤氏はカンパチで点を稼いだのですが、マダイの差で負けとなった。
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70センチ、クチジロ上がる/串本・田並

2009-07-01 18:14:18 | 釣り
南紀で70センチのクチジロが上がりました。
私の所属する北摂フィッシングクラブの木川氏が29日の日に串本の田並の磯で釣り上げました。

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北摂フイッシングクラブ 木川良和

6月29日、天候は曇りがちなお天気で時々小雨がばらつくお陰で暑さは少しましな串本、田並の磯。平日の関係で釣人は私たちだけ。午前5時過ぎに磯に渡りました。

仕掛けは、石鯛竿5.2mにリールはアブ9000番、道糸は東レの18号、ハリはがまかつのガゼ15号でエサはウニという仕掛け。

潮は小潮で午前10時頃が満潮でしたが、あまり変動はありません。ウニは一投ごとに取られているのですが、アタリは小さく小型のイシガキやサンバソウに混じってたイガミなどもいるようでした。

午後1時過ぎになって、欲張って2本出していた竿の1本が根掛りしたのをはずしているときに、もう1本の竿が海中に舞い込みました。

よくあることで、よそ見していたり離れていたりしている時に限ってアタリ。あわてて竿に飛びついて起こしに掛かったのですが、竿を持ち応え足場が悪いところに体勢が悪いので、糸が出るのを止めるのが精一杯。

何とか体勢を立て直して竿を起こしにかかりましたが、とてもポンピングできそうにありません。そのまま磯に座り込んでジリジリと巻いていきます。何度かもうダメかなと思いながらの我慢比べでした。

相手の魚も力が弱ってきたのかジワジワと寄ってきました。そして、最後の締め込みを何とかかわして海面に出たイシダイを見てビックリ。

今まで釣ったこともない大きな白い口と歯が見えました。よく見ると、唇の皮一枚に掛かっていて、今にも切れそうになっています。吉岡氏がワイヤーをつかんで持ち上げに掛かってくれましたが、重くて切れそうな唇。

これでは引き上げられません。良く肥えていてとても重い。タモがないのでバッカンを魚の下に入れて掬い上げるようにして引き上げました。

手尺で十分に70センチは超えてると思われました。当年70歳にして70センチを釣り上げることができました。私のイシダイ釣り人生最良の日でした。

船長の所で計ると7.5キロ72センチでした。連盟の魚拓大会にも堂々と出せると思いました。

佐藤会長に報告すると、すぐに魚拓をとってもらえと言われて、岬公園の南條さんのところまで連れて行ってもらい魚拓をとってもらいました。

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佐藤談

言ったら悪いが、話を聞いたときは、木川さんのあの体でよく釣り上げたなと思いました。7.5キロもあるということは、引き合いすると20キロもの過重だから、とにかく南紀では超大物クラスと思いました。

先般、私が根に入られて船から引き合いをしてワイヤーを飛ばされたのもこのクラスであったのであろうと思いました。とにかく「おめでとう」を言わせていただきます。
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