佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

児島弘明の釣り,(男女群島)

2015-09-19 18:51:16 | 釣り

夜釣りで快釣した翌日、児島は男女の象徴である「帆立岩」の上にいた。

この磯は男女群島で釣りをしたいと思う人が、一度は耳にしたこともある磯である。

湧き上がる潮、あっという間に沖へと流されてしまう本流。

 

中之島とハナグリ磯の水道の中央に天高く帆を揚げた船のように鎮座する磯「帆立岩」

上り潮時、湧き上がる鏡潮を覗き込むと大グレの影が頻繁に通り過ぎる。

「中型なら数つれるんやがなー」口太グレの魚影の濃さは男女有数、もちろん昼釣りでも尾長は狙える、しかしその激流を攻略しきれる釣り人は少ない。

 

西風の強い中上げ潮の数時間を狙ってこの本流に挑んだ。

安易に仕掛けを入れるとウキは水面を滑るように流れ、数秒で遙か沖へと運ばれる。

新ライン「ハイ・サスベンド・トリプルワン」4号、ハリスはフロロフアイターGP5号、宮川ウキBIG00号の完全フカセで潜り込む潮に仕掛けを入れた。

 

「本流は完全フカセがいいんですよ」「00号のウキでどんどん送り込むと当たってきますよ」と児島はいう、100M近くラインが吐き出された所で強い魚信を捕らえた。

磯際によっても鋭い引きを見せ、尾長と確信、所が上がってきたのは口太の40㎝

オーバー、急流の中で育っているだけに、そのパワーは予想を遙かに上回る、

外洋性のグレらしく近郊で見るグレとは違い鮮やかな水色に輝いていた。

 

続いて尾長の良型もヒットしてくる、イズスミも多いが本流の中だけに多少なりとも釣りやすい、磯際を優雅に泳ぐ60センチオーバーのグレを狙うのだが、正攻法では仕掛けがはいらない、児島独特の投入法は上げ潮の壁との角に小さなワレがあり、スレスレに仕掛けを入れると際で落ち着くそうだ、磯際にラインが引っ掛かりやすいのでタイミングが

難しい。

潮が弛み下に変わった、帆立岩は下げ潮は釣り座の関係で釣りにならない。

4時間程の釣りで口太7匹尾長グレ1匹をドンゴロスに納め名礁帆立岩を後にした。

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