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中国の餃子で・・・

2008年01月31日 22時09分17秒 | Weblog

被害は29都道府県285人に

 3家族10人が被害にあった中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、保健所など公的機関に症状を訴え出たケースは31日午後も増え続け、毎日新聞の調べでは全国で新たに370人に上った。入院したケースはなく、いずれも軽症とみられる。

 調査では、(1)中国製の冷凍ギョーザを食べた(2)嘔吐(おうと)などの症状があった(3)保健所などに届け出た--との3条件を満たすケースを被害人数にカウントした(ギョーザとそれ以外の中国製冷凍食品の区分けがない自治体は総数を計上)。

 各都道府県によると、新たに被害が判明したのは30都道府県の370人(31日午後9時現在)。薬物中毒が30日明らかになった10人を加えると、総計では30都道府県の380人に上る。

 被害のケースを見ると、青森県内では3家族計7人が下痢などの症状を保健所に届け出て、今回の中毒被害の原因と確認された有毒の薬物メタミドホスの検査を行う。

 岐阜県では関市の女性会社員(22)が1月15日と17日に冷凍ギョーザを食べ、両日とも下痢に苦しんだ。

 沖縄県では、浦添市の6歳の男児が28日に中国製ギョーザを食べて嘔吐し、目や唇が腫れた。29日に病院で胃腸炎と診断されたが、報道後の30日に別の病院で再受診。病院から通報を受けた保健所が原因を調べている。

中国製の冷凍ギョーザを食べた千葉と兵庫の10人が中毒になった問題で、被害は31日現在で、29都道府県、計285人に広がっていることが読売新聞の全国調査でわかった。

 農林水産省の白須敏朗次官は31日の定例記者会見で、中国の農薬の使用状況について、現地の日本大使館を通じて調査する考えを明らかにした。