ふろしき王子功

あたらしくて
かっこいい
風呂敷のつかい方を
伝えあるく、
横山功のページ

桃太郎のおしりを洗う

2008年07月26日 09時24分36秒 | 
7/25

おはようございます。

昨日、桃狩りに行きました。
桃拾いも。

山梨県笛吹(ふえふき)市
一宮町という桃の一大産地です。

ここに友達が桃やぶどう農家をされています。

昨年も行って、
樹の下に落ちている熟れた桃を
洗って皮ごと食べて
その美味しさに感動しました。

それで今年も。
昨年よりも早めだったので
樹になっている桃をもぐこともできました。

大きくてまるく
鮮やかな桃色の
立派な桃です。

手でしぼってざるで漉して
桃ジュースも作りました。

やはり、産地のものは
絶対的な威力がありますね。
風土のDNAに積み重なった何か。

日本人の作るおむすびが美味しいとか
韓国人の漬けるキムチが美味しいとか
そういうのあると思います。

だから、新しいものを外から取り入れるばかりでなく
在来のものを洗い直したら
無敵になるでしょう。

うちは淺草。
淺草といえばお祭り。
淺草だからお祭りが生まれた。
たぶん焼け野原になっても
そこはお祭りがある場所。

お祭りとは何か。
祭るものがある。
僕は思う。それは観音様に置き換えた
女性なのだと。
昔から淺草で観音様を詣でるという口実で
男たちは吉原の色街へ行っていた。

でも、それも含めて
淺草には
計り知れない女性性への
信頼と尊敬を込めて
詣でているのではないかと
今勝手に思いました。

勝手という言葉。
お勝手口は外から見えないので
勝手に行動できる。
それが勝つ手段なのか。
勝ち負けとは何か。

かつは「なおかつ」だから+プラスの感じ。
まけるは「まく、煙に巻く」だから逃げる感じ。
これはいい悪いではなくて
臨機応変にその時の調子に従って
のりのりの時はさらにもっと拡大しようという「勝」で
調子よくない時は無理しないで逃げる「負」
しかしそのようなバイオリズムや運勢に左右されない
「あいこ」という境地もある。

人はあいこに向かっているんだろうな。
そのために勝と負を両方思い切り味わって。
どちらかというと勝っている氣がする人は
もっともっと勝って勝ちを知るべきで
何となく負けている人は
これからもっとどんどん負けてどん底を知って
そういうのを繰り返すうちに
あいこのよさも知って
いつも穏やかに微笑んでという
観音様のようになるかなあ。

月という衛星は
そういう勝ち負けのバイオリズムを生み出して
物事や生き物を進化させようというはからい。
満月に向かって引力と共に盛り上がって
新月に向かって盛りさがる。

月のみならず季節があるのもそうで
同じ所に滞っていないで
変化しようぜということかも。

太陽も月も、地球を揺さぶって
心を揺さぶって
変わりやすくしているけど
変わるのがよいのではなく
変わりやすい環境の中で
いかに変わらない不動心を身に付けるかという
進化のためのステップなのかもしれない。

さあ、太陽よ、天氣よ
季節よ、月よ人の心よ
きみたちは本当に変わりやすいが
私はその中で静かに心地よく安定した
自分の柱を日々建てておるのじゃ。
よい柱が建つように
色々変わって様々な経験をさせておくれ。
その混沌の中に一筋の光、
きらめく定点を探している。
宇宙の根源、愛の一点を求めて
何もかも受け止めよう。

とまあそんな感じで
勝ち負けをたくさん経験しようと思う。
客観的に♪


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