JR東海 新城駅発行 豊橋接続新名古屋ゆき片道乗車券

民営化間もない、昭和62年12月にJR東海飯田線の新城駅で発行された、豊橋駅接続新名古屋(現・名鉄名古屋)ゆきの片道連絡乗車券です。


   


桃色こくてつ過渡期暫定地紋のB型一般式大人・小児用券で、名古屋印刷場で調製されたものです。
国鉄時代は静岡鉄道管理局管内であったため、国鉄末期には東京印刷場で調製された券も登場していましたが、JRとなってからは名古屋印刷場で調整された券に戻されているようです。


乗車経路は新城駅~(JR飯田線)~豊橋駅~(JR共用区間・平井信号所経由名鉄名古屋本線)~新名古屋駅という経路で、豊橋駅~平井信号場間はJR東海飯田線と名古屋鉄道本線との共用区間で事実上折り返し乗車となりますが、この区間内にある船町駅と下地駅はJR飯田線専用で名鉄の列車は伊奈駅まで停車しないことと、平井信号所では旅客の取扱いが無いことから豊橋駅での接続となり、重複乗車とはなりません。

同区間はJR東海が所有する下り線を飯田線と名鉄の下り列車(中部天竜・名鉄岐阜方面ゆき列車)が通り、名鉄が所有する上り線を名鉄と飯田線の上り列車(豊橋ゆき列車)が通ることになっています。これは昭和2年6月に愛知電気鉄道(現・名鉄名古屋本線)の豊橋駅延長開業の時、豊川鉄道(現・JR東海飯田線)線路を共用する協定が結ばれ、これが現在も継続していることに由来します。
ちなみに、共用区間の信号・電気・運行管理は上下線ともすべてJR東海が行い、名鉄はJRに業務を委託しているようです。


豊橋駅は開通した経緯から飯田線の2番線と名鉄線の3番線のホームが共用の構造になっており、JRの在来線ホームの中程に1本だけ名鉄線のホームがあるようになっています。ホーム上には乗換精算所はありますが、連絡乗車の需要は高く、飯田線豊橋口の有人駅には大抵名鉄線への連絡乗車券の設備があったように記憶しています。
しかし、現在ではICカード乗車券が一般的になっており、平成24年頃にJR東海と名古屋鉄道間の一般旅客に対する連絡運輸は廃止されてしまっています。

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