伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

渉成園の梅

2022年03月09日 | 京都



梅が咲いている頃かと思い、近場の渉成園(枳殻邸)へ行ってみることにした。

枳殻邸に梅の木があることは何となく覚えていた。
歩いて行けるところなので手軽に見られると思い、行って来た。
(北野天満宮とかは遠いので💦)



カメラが壊れかけで上手には撮れなかったのが残念だけど。。





渉成園とは、東本願寺の飛地境内地のことで、
東本願寺から烏丸通を東へ行った、すぐ近くの場所にある。


東本願寺の御影堂門(ごえいどうもん)の前に続いている
正面通(中数珠屋町通ともいう)をまっすぐ歩いて行くとすぐある。

東本願寺から入り口が見えている。




あまり有名ではないが、
国の名勝に指定されている池泉回遊式庭園である。

もとは石川丈山の作庭によるとされる。
幾度かの火災に遭い、現在のすべての庭園内の建築は、
蛤御門の変のあと再建されたものという。




入り口を入ってすぐに目に入るのが「高石垣」だ。
様々な形の石を組んで垣を作っている。


渉成園へは何度も行っているが、いつも写真に撮ってしまう。
石の組み合わせが絶妙だと感じて、いつも感心しながら、前を通る。


以前は門を入って、この石垣の右側から見ていたが、
現在は左へ行くのが順路になっているようだ。


左側へ歩くとすぐに梅が植えられている。



紅梅と白梅が数本ずつ。
後ろに塀があるのであまりいい眺めではなかった…。
でもせっかくだから写真に撮る。










料金は500円できれいな冊子ももらえる。
せっかくだから、中も見学する。






門を入ると、「臨池亭」と「滴翠軒」という建物があり、
その前に池が張り巡らされているが、今回行った時は水が抜かれていた。





枳殻邸で一番有名な、というか、象徴的な、変わった建物の「傍花閣」も
いつものように写しておく。
いつ見ても不思議な建物なので、とても好きな建築でもある。




いちばん大きな池である「印月池」には木製の趣のある橋が架かっているが、
そこから京都タワーが見える。


枳殻邸は素晴らしい庭園であるが、町の真ん中にあるので、
どうしてもそばにある高いマンションとか、
ホテルの建物が背景に写ってしまい、借景が台無しになってしまうのが残念。

庭そのものはとても風情があってよいのだが、
町中にある悲しさよ。







それでも趣のある建物がいくつもある。
「回棹廊(かいとうろう)」という屋根付きの橋も、
渉成園の建物の中で特徴のあるもののひとつ。

東福寺の通天橋を小さくしたような作りでお気に入りだ。







出口付近に満開の花があったので撮る。
これは梅なのか何なのか分からない。でも撮った。



印月池の端に小さい建物「漱沈居」があり、
これもいつも撮ってるがまた撮る。

漱石の名前の由来と同じ語「漱流沈石」から
採られているので親近感があるのだ。

建物も小さくて可愛い。


出口付近に「双梅えん」という小さな梅林がある。

そこに少しだけ背の低い梅が植えられている。
あまり上手に撮れなかったのが残念だけど少しだけ






もうすぐ来る春を感じたくて、梅を見に近所へ行った。

ほんの少しの梅だったが、近くで見られることに感謝だ。


(配布されている冊子を参考にしました)




隔週刊 古寺行こう 2022年 3/29号 [雑誌]
489円

 



宣伝していた「古寺行こう」
表紙に惹かれて買ってしまった💦東寺の帝釈天はイケメン




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