伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

フィギュア、日米対抗戦とは?

2021年08月25日 | フィギュアスケート2010以前

町内のお地蔵さん当番になってしまった…。

夏の当番はお花が傷みやすいので自費で変えなくてはならない。
冬だと持ちがいいので夏に当番になると損なのだが…、
いつも当番に巡って来るのは夏ばかり(>_<)。

朝も少し早く起きなければならないし…
でも今年も地蔵盆がコロナのため中止になった。
町内の行事もコロナに影響されてしまうのだ。。




+++++



CS放送で「日米対抗戦」というのをつい最近、放送していた。

2006年のものと2007年という、過去のずいぶん昔の古いもの。



日米対抗戦、という試合が過去にあったことを初めて知った。
2006年に初めて開催されたという。

トリノ・オリンピック(2006年)の翌シーズン。
もしかしてジャパン・オープンの前身なのかな?と思いつつ、見ていた。



文字通り日本チーム対アメリカチームで点数を競う大会で、
初回の2006年はアメリカで開かれたらしい。


2006年は、男子・女子3人ずつが出場し、
それぞれSPかフリーか、どちらかを滑る。
合計点で高いチームが優勝。
(男子と女子で別々に点数を出していたかもしれない)



日本からは2006年の時は、女子に浅田真央、浅田舞、安藤美姫が、
男子は高橋大輔、織田信成、中庭健介
というメンバー。


アメリカは女子にキミー・マイズナー、エミリー・ヒューズなど
(以外は忘れた(>_<)録画を消してしまったので…)

男子ではジョニー・ウィアーやスコットなんとかという選手、
名前を知らない選手も出ていた。



シーズン開幕戦ということで、
準備不足か練習不足だったのか、選手の皆がかなりボロボロの出来だった…



浅田真央は「チャルダッシュ」
まだ衣装が出来ていなかったのか、
おなじみのものではなくて、別の衣装で滑っていた。

トリプルアクセルで転倒したり、かなりさんざんな出来…、
この頃はまだルッツを飛んでいた(思いきりインエッジだったが)。


他の選手もかなりボロボロで、安藤もマイズナーも出来は悪かった。

開幕戦だということで、みな準備不足のせいなのか、
芳しい演技ではなかった。




高橋大輔は「オペラ座の怪人」だったが、
こちらも衣装が出来ていなかったのか、見たことのない衣装で滑っていた。

演技はボロボロで、後半のジャンプなどは3回転がダブルになるなど
さんざんな出来。
「オペラ座」にこのような出来の時があったのかと驚き…


中庭は4回転ジャンパーと紹介されてたが、転倒していた…


織田信成はフリーを滑ったが、
ほぼノーミスで、彼だけはまともな演技をしていたような…。
あとアメリカのジョニー・ウィアーも、さすがに完成されていた。




テレビ録画されているということは、当時、放送されていたのだろうけれども、
まったく知らなかった。

このような大会があったことさえ知らなかった。
ましてや放送されていたとは。


フィギュアスケートの試合や大会やエキシは
当時から殆んど録画していた、と思っていたが、
こんな大会(日米で競う)をやっていたのは知らなかった。




翌日には2007年の日米対抗戦も放送されていた。
こちらは日本で開催された。


参加選手が4人に増えたが、ルールは同じ。
男子・女子で合計の高い方が優勝


日本からは女子が浅田真央、安藤、村主、水津(瑠美)
男子は高橋、南里、町田樹、中庭健介


アメリカ選手は
女子にミライ・ナガス、キャロライン・ジャン、
レイチェル・フラットなど

男子がジョニー・ウィアー、ジェレミー・アボット、
ステファン・キャリエールという人など



そういえばそんな名前の選手がいたな、と思い出す。
殆どが大成することなく名前を聞かなくなってしまった・・

ミライは当時活躍していたが、
キャロライン・ジャンは当時、鳴り物入りで紹介されてたが、
その後どうなったのだろう?

キャリエールという男子選手も名前を覚えることなく消えていった。



当時の試合を見ながら選手たちの盛衰を感じ、
大成する選手、フィギュア史に名を残す選手は
選手のうちの一握りにしか過ぎないと今さらながらに思い至った…。




2007年度の試合は男子・女子ともアメリカの勝ち、

開幕戦ということで、殆どの選手がボロボロ…



安藤はルッツを飛んだ時転倒して演技を一時中断。
でも途中からやり直した。
安藤のルッツはとても正しいアウトエッジで、
今見てみると、お手本のようなルッツだった



浅田真央はコンビネーションジャンプが飛べず、要素が満たせなかったが、
他の完成度が高く、点数は良かった。
「ラベンダー」という好きなプロを演じていた。
当時は真央が好きだったのだ…

村主は転倒などあり。



男子は…みなかなりボロボロ…

南里(SP)も…
町田樹のフリー(白鳥の湖)も…3Aこそ決めたが
後半ばてたようだった

高橋はフリーでチャイコン、4回転2度に挑戦したが、
SOに転倒、ほかのジャンプも危なっかしく、練習不足のようだった
2度の4回転に挑戦したのはチャレンジだったとは思うが…

前年に世界選手権で銀メダルを獲得したようで、
日本男子の歴史を変えた選手として紹介されていて
そうだったのか、と。。




アメリカ選手も同じようにボロボロだったが、
日本選手よりマシだったようで点数で上回った。


アメリカ選手の中ではジョニー・ウィアーが前年度に続き、
完成度の高いSPを見せていた。
ジョニーはいつも安定していたようだ、
だから名前も残っているのだろう


他の選手はトリプルジャンプでさえミスしている選手がいて、
開幕戦とはこのようなものか、と2年続けて残念な試合だった。





浅田真央や安藤、高橋など、
当時の人気選手を集めて興行をしたかったのかもしれないが、
プロスケーターではないし、
シーズン初めでまだ準備不足なのも分からないではないが、
あんなボロボロの演技ばかりだったのに、
当時の観客は人気選手が見られただけで満足してたのだろうか?


それとともに、
名前が知れ渡ることなく、忘れられてゆく選手の方が多い、
という事実にも無慈悲な時の流れを感じた。


消えて行ったり、引退した彼らは現在何をしているのだろうか、
とふと思ったり。

ジョニー・ウィアーはスケート界で上手に仕事が出来ているみたいだけれども。




+++



画像がないと寂しいので─
未だに浸っている24時間テレビの羽生結弦選手。。



日テレNEWS24
https://www.news24.jp/articles/2021/08/23/07928164.html


印象的だった言葉・・・






「自分が今すべっていていいんだなというか、
その幸せを感じてていいんだなという風に
思えるようになったからかなと思います」



スケートと共に、前へ─


すべっていていいんだ、
幸せを感じていてもいいんだな…

羽生選手の、スケートをすべる時に感じる幸せ…

後ろめたさを感じたこともあった、けれども
幸せを感じていてもいいんだ、という心境に至った思い。。
スケートと共に、これからも滑る幸せを感じつつ前へ、
進んでゆくはず




美術館・ギャラリーランキング


京都府ランキング


フィギュアスケートランキング

↓ブログ村もよろしくお願いします!

にほんブログ村 美術ブログ 美術鑑賞・評論へ
にほんブログ村

にほんブログ村 美術ブログ 美術鑑賞・評論へ
にほんブログ村



最新の画像もっと見る

コメントを投稿