伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

男子体操まとめ

2016年08月18日 | スポーツ・体操
とにかく、い、伊調4連覇か。すごいな…



あの、体操についてこんなに書く予定はなかったのだけど、
ついでなので、最後まで書いてみる。



白井跳馬銅メダル、根性出した。
床失敗で気合入れなおしたの?
インタが無駄に饒舌なのが気になるが。


新聞のテレビ欄が、普段全然聞いたこともない
「ユルチェンコ三回半ひねり」とかいっせいに書いてあって、
笑えた。

オタさんによると、二回飛ぶうち、
入りが同じであってはいけない、
したがってシライ/キムヒフンは飛べない。
というようなことであった。
それで前からの入りの不得意な白井は2回目は低難度(ドリッグス?)、
そこでユルチェンコを成功させたら何とか銅であろうという予想で、
オタさんたちはやっぱりすごい。


白井銅の翌日、テレビが銅メダルなのに異常報道、
あれは床金の予定で白井のVを大量に予定していたのが、
駄目になったのでその分の大放出になったとオタ。
さすがの分析。




ベルニャエフは種目別にも出ていたらしかったが、
ボロボロだったようで、
もとのオレグ(ベルニャエフ)に戻った、
という評価であった(笑)。

いや、個人総合で力を使い果たしたんだろう。
それだけ個人総合が彼的にすごかったんだろう。
種目別に出ているだけでもすごい。

と思っていたら、得意の平行棒でとうとう金。
内村が喜んでいたよ。





オタは、内村は予選でよくなくて、
団体でも彼本来の出来ではなかった、
(確かに私の見た最後の床の着地も動いていた)
だから審判の心証が良くなかった。
それで個人総合の時には点が低く出されていたけど…

とさらっと言っていたけれども、
やはり審判の心証というのも点数に影響してくるんだな、
採点競技はやはりこういうことがあるのだな。




内村の点は低く出されていた…。

ここでお茶の間人的観点で個人総合をプレイバックしてみる。


内村は審判に愛されていた、どころか、
審判はベルニャエフに金を与える気まんまんでいた。


ベルニャエフの最も得意な平行棒で16点台を出した時、
審判は内村の息の根を止めた気でいた、とお茶の間人。

差は0.9に広がり、最後の鉄棒に突入し、
内村は15.80をもらった。

あの鉄棒、上に上がった時、一度だけよろめいた。
例のぎっくり腰になったという瞬間だ。
でも、それがなかったら、おそらく16点近く行っていたのではないか。

鉄棒で16点というのは聞いたことがないような気がするが…
とにかく15.80は妥当な数字、
その差14.89、を審判はベルニャエフに与えた。


オタさんによると、ベルの平均的なこれまでの鉄棒の点数は
14.5くらいだったという。

予選で出した15.1台は、ベルニャエフのほぼMAXだったのだろう。

最後の演技者で、内村のあと、プレッシャーのかかる場で、
予選の15点台はむつかしいだろう。
だが、14.89なら取れて取れない点数ではないという
審判の判断(お茶の間的観点からの審判の心情)。

ここでもまだ、審判はベルニャエフに金を取らせる気
まんまんだった。

ベルニャエフは頑張ったように見えた。
着地が2度ほどよろめいたが、
それ以外は、内村ほどの難度はないものの、
結構むつかしいこともやっていたように見えた。

でも着地以外にも、伸びているべき手が曲がっていた
部分もあったという。
その画像を上げているブログもあった。
そこで減点、着地でも減点。


審判は考えた。(お茶の間的観点より)
低難度なら、ノーミスをすべき。
それでこそ王者と呼べる。

だが、ベルニャエフは少しずつミスを重ねた。
審判、お前に金を与えるつもりだったが、
低難度でミスはよろしくない。
それではまだまだ王者にはしてやれない。
やっぱり内村にあげよう。しようがない。

内村、持ってけ。お前が王者だ。
やるつもりはなかったが、お前にやるしか他にいない。

と、審判はしぶしぶ内村に軍配を上げた…

というお茶の間人観察。

・・・・・・

内村は審判に愛されてはいなかった。
自力で勝ち取った。



内村も変わった、随分。

昔はインタビューの時、ものすごくテンションが低くて、
やる気なさそうにボソボソ答えていた。
どんなに勝っていても。
オタも安定のテンションの低さ、といつも笑っていた。


家庭を持って余裕が出来たのかな?
ずいぶん、インタの時笑顔が出るようになった。
ボキャブラリーも増えて来た。

連勝を重ねていくうちに貫禄もついて来た。
今では言ってる内容も立派なものになっている。
北京では富田の後ろでしれっとしていた奴が、
今では後輩を気づかい、勇気づける言葉をかけ、
リーダーとして引っ張っていく立派な存在になるとは。


こんな風に人は大きくなっていくんだなあと感慨が。
背は相変わらずチビだけど。
(すみません余計なことを言って、ツンデレなもんで)


彼は、王者の称号を誰にもゆずらないまま、
一番のままでオールラウンダーの座から身を
引くのだろうか。
…誰もが夢見る理想の終わり方だ…




この最高だった個人総合の録画、
NHK BSでやったはずだと、早送りで見たら、
ずっと柔道ばかりしていて、全然放送がなかった。
がちょーん。

念のためフジの放送も録画していたが、
こちらは最初からばっちりやっていた、
が、相変わらず前ふりだらけの(午前3時だというのに)
グダグダ放送。
あの歴史的な死闘の個人総合、私が持ってる録画は結局
フジのグダグダなのか!という嘆きが…



それから今回のNHKのオリンピックテーマ曲がいただけなかったな。
アテネの時の栄光の架橋とは雲泥の差だ…
あの時はときめいた。

内村にも、あんな曲を捧げてあげたかった。




種目別平行棒の加藤凌平選手。
最後の降りの攻めは立派だった。でも7位。
だけどなぜ彼が残ってたんだろう?
ていうか、残ったのがすごいと思うけど。
田中は?予選で失敗したの?

今加藤は壁にぶつかっているだろう。
個人総合では、いいとこまで行っていた。
だけど、多分世界との差を感じているだろう。
そんなことが新聞のインタに載っていた。
そこそこは行くけど、それ以上突き抜けられない。
でも平行棒の最後で、攻める気が感じられた。
加藤は、ルックスが良いのでいろいろ言われるが、
偉大な内村のあと、大変だろうがそれは気にせず、
自分なりに貫いてほしいものだ

なんか上から目線ね、ごめん



で、鉄棒、と思っていたら、そこで録画は
自転車か何だかを映して終了。
えっ、鉄棒が放送なし?
NHKまさかの暴挙。


日本人が出なかったら放送しないのねー、
無情だわ…
ゾンダーランドの曲芸、楽しみにしてたのに。


と思ったら、NHKネットで見逃し配信があるとのこと。
そこで鉄棒を見た。
…ゾンダー、コバチで落下。

…まあ、彼も長い間やって来て、そろそろ年なんだろう。
でもいつも楽しませてくれた。ありがとう。

鉄棒の優勝はハンビュヘン。
でも総合の時の内村よりは点数が下。
うーむ。
内村が出ていたら優勝だったかも。
いや腰をいわしてるからどっちみち駄目だったかも。
タラレバは駄目ね。

鉄棒にはオレグまで出ていた。
さすがにボロボロだったけど。



日本は、内村なしではもう難しいと思う。
彼はこれからスペシャリストとして行く方向と
思うけど、
今回の団体金は、内村選手健在の中
日本の最初で最後の輝きだった。





体操オタさんたちは、すてきだった。
少し暴言があるとすぐにやんわりたしなめが入ったり。
他選手のミスを望むのは駄目だよ、とか。
何だろう、このほっこりした暖かさ。


白井ボロカスは、期待値が大きかっただけに
皆ショックだったんだろう。

田中に対しては手厳しいが、それはしょうがない。
何度も団体優勝のチャンスはあったが、
それをことごとくつぶして来たのだから、
しょうがない。


採点競技だから、当然点数に対する不満や疑問もあった。
でも、それもさらっと済んで、
いつまでもグチグチねちねち言わない。
あの点は高かったよね、あれは全体的に高かった、
それくらいで終わる。



実はひどい羽生下げの荒らしもあった。
でも、相変わらずやんわりとたしなめが入り、
選手たちをリスペクトしていた。


オタさんのおかげで体操を楽しく見られたし、
いろいろ勉強になった。ありがとう

勝手に発言を使ってしまってごめんね。
ほんとごめんなさい。




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